算数  

 初田宏樹

2単位

 保育科


履修系統図番号 10C-1020
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職必修(小)
授業形態 講義

到達目標 1.小学校における算数科について,その目標と指導内容の配当配列を理解する。
2.算数科4領域のうち、特に「数と計算」「図形」の2領域の指導方法・評価方法について、参観や演習を通して主体的で1.小学校における算数科について,その目標と指導内容の配当配列を理解する。
3.授業の計画・実施・評価を、模擬授業を通して理解する。
4.教育実習時に算数科の授業において,学習指導案や教材を作成し、実際に授業を行う中で授業評価力を身に付ける。
5.小学校と幼稚園の接続にかかる算数的内容を把握し、指導法について身につける。
授業概要   幼児教育と関連が大きい部分の算数科4領域(A「数と計算」B「図形」C「測定・変化と関係」D「データ活用」)のうち、A「数と計算」とB「図形」を主に取り扱い、平面認識及び空間認識の育成と授業のあり方について考えていく。そして、この講義を通して、学生が教師としての力量を高め、成長していく教師になることをめざしていく。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 ガイダンス
・算数を学ぶ意義と資質・能力とは
・算数の意義、資質・能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力、学びに向かう力)
算数科の目標と4つに分類される領域について理解
事後学習:授業時の配布資料(学習指導要領など)を熟読する(90分)
2回 数学的な見方・考え方、論理的思考の重要性 事前学習:当該部分を読んでまとめておく。(45分)
事後学習:授業で学んだことを復習する。(45分)
3回 算数科の領域の中で主に、A「数と計算」とB「図形」の学年ごとの学習目標と学習内容の要点を理解を図る。 事前学習:当該部分を読んでまとめておく。(45分)
事後学習:授業で学んだことを復習する。(45分)
4回 日常生活の中にある算数について考える 事前学習:当該部分を読んでまとめておく。(45分)
事後学習:授業で学んだことを復習する。(45分)
5回 「数と計算」領域の学年別学習内容の理解
加法・減法などの理解を図る。
「数と計算」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」領域の問題例について要点整理(60分)
6回 「数と計算」領域の学年別学習内容の理解
乗法
「数と計算」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」領域の問題例について要点整理(60分)
7回 「数と計算」領域の学年別学習内容の理解
除法
「数と計算」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」領域の問題例について要点整理(60分)
8回 「数と計算」領域の学年別学習内容の理解
分数
「数と計算」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」領域の問題例について要点整理(60分)
9回 「図形」領域の学年別学習内容の理解
身近な図形と三角形・四角形・正方形と構成要素の理解を図る。
「図形」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」領域の問題例について要点整理(60分)
10回 「図形」領域の学年別学習内容の理解
面積の理解を図る。
「図形」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「図形」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「図形」領域の問題例について要点整理(60分)
11回 A「数と計算」とB「図形」のプレゼン資料作成 「数と計算」「図形」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」「図形」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」「図形」領域の問題例について要点整理(60分)
12回 作成した教材の発表会 作成した教材の留意点を把握
「数と計算」「図形」領域の学年ごとの学習目標と内容配列を把握
事前学習…参考文献「数と計算」「図形」領域の問題例の確認(30分)
事後学習…参考文献「数と計算」「図形」領域の問題例について要点整理(60分)
13回 iPadを使ったプログラミング学習の体験① 事前学習…タブレットのアプリに慣れる(60分)
事後学習…タブレットを使った授業展開計画づくりの準備(60分)
14回 iPadを使ったプログラミング学習の体験② 学習内容と応用の場面を把握
事前学習…タブレットを使って授業記録作りの仕方の確認(30分)
事後学習…タブレットを使って授業記録の事前準備(アプリの使い方の習得)(60分)
15回 定期試験
16回 本講義のまとめ
定期試験の解説と評価
授業評価の実施
授業評価の実施
事後学習:
・定期試験の解説と総評を熟読する(45分)

成績評価の方法・基準 定期試験  50%    作成した指導案や教材、模擬授業のレポートや評価など  50%
教科書・参考書 小学校学習指導要領解説  算数編  文部科学省(¥224)
履修条件 小学校課程履修者
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