初田宏樹
2単位
専攻科保育専攻
履修系統図番号 | 10A-2015 |
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科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 教職必修(小) |
授業形態 | 講義 |
到達目標 | 1.小学校における算数科指導の実際を研究し、授業に必要な技能と授業の進め方について理解する。
2.指導案の作成、教材作り、評価の方法について、学習指導要領の目標から理解する。 3.対話的で主体的な学びを体験する模擬授業を実施し、授業後に改善すべき点を明らかにしながら、教材の生かし方、授業の進め方、評価の視点を理解する。 |
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授業概要 | 算数科の全体の見通しをもちつつ、算数科の授業を実践的に展開する授業を行い、成長し続けていける教師を育成する。
その際、算数科教員として、小学校算数科の指導経験を生かして、算数科指導の基本的な知識・技術と算数科の授業づくりの実際的な方法を講義する。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | ガイダンス
・領域ごとの目標の理解、実際に行われた指導案をもとに授業の進め方についての理解 |
領域ごとの目標を理解する
事前学習…学習指導要領での領域ごとの目標を確認(30分) 事後学習…グループごとにどの単元を授業単元とするか検討する。(60分) |
2回 | 教科書分析の仕方,「わり算」単元の内容,単元導入部分の分析 | 算数科の目標と4つに分類される領域について理解
事後学習:授業時の配布資料(学習指導要領など)を熟読する(90分) |
3回 | 学習指導案の作成演習 | 事後学習…グループごとに協議して指導案を作成。(90分) |
4回 | 第1学年「たし算」(繰り上がり)の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
5回 | 第2学年「長さ」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
6回 | 第3学年「三角形」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
7回 | 第3学年「分数」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
8回 | 第4学年「わり算の筆算」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
9回 | 第4学年「簡単な場合についての割合」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
10回 | 第5学年「小数のかけ算」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
11回 | 第5学年「単位量あたりの大きさ」の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
12回 | 第6学年「比例」 の模擬授業とその検討会 | 授業づくりの実際
事後学習…グループごとに協議して授業展開について検討。(90分) |
13回 | 導入5分間授業① | 導入部分の実際
事後学習…個人で実際の導入部分を検討作成する |
14回 | 導入5分間授業② | 導入部分の実際
事後学習…個人で実際の導入部分を検討作成する |
15回 | 定期試験 | |
16回 | 本講義のまとめ
・定期試験の解説と評価 授業評価の実施 |
総括講義
事後学習:どんな教師を目指したいか考えを整理する。(90分) |
成績評価の方法・基準 | 定期試験 50% 作成した指導案や作成した教材、模擬授業の評価50% 等 |
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教科書・参考書 | ・小学校学習指導要領解説 算数編 日本文教出版株式会社(¥224)
・算数教科書(1年上下・2年上下・3年上下・4年上下・5年上下・6年)東京書籍 (¥3637) |
履修条件 | 小学校課程履修者 |