外国語科教育法  

 中村香

1単位

 保育科


履修系統図番号 8C-2020
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 教職必修(小)
授業形態 講義

到達目標 1.小学校外国語活動・外国語の目的や意義、背景について理解し、小学校学級担任としての役割について自分なりの考えをもって議論することができる。
2.中学年や高学年の児童の発達段階に応じた、様々なアクティビティを知り、言語活動の目的にあったアクティビティを考え実践することができる。
3.教科横断的な授業、探究的な授業、ICTを活用した授業など、様々な実践授業を知り、自分なりの考えをもって議論することができる。
4.テーマを選び、単元を見通した目標、評価、授業計画、言語活動を含めた指導案を作成することができる。
授業概要   小学校における児童を対象とした英語教育の理論と実践を研究する。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 小学校「外国語教育」の導入の背景と理念 事前学習:「学習指導要領解説  外国語活動・外国語編」第一章とリンク動画を視聴し、外国語教育の目的、意義と背景について理解しておく。また、それらについて自分なりの感想(賛成、反対、疑問)をもっておく。https://www.mext.go.jp/content/20220614-mxt_kyoiku02-100002607_11.pdf(学習指導要領)
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1387503.htm(小学校外国語活動・外国語研修ガイドブック)
事後学習:学習後、学習指導要領についての自分なりの意見(賛成、反対、疑問、改善案)などについてformsに記述する。
2回 小学校の実践から学ぶ成果と課題
事前:動画を視聴し、中学年の外国語活動と高学年の外国語活動についての相違点を自分のことばでまとめておく。
https://www.youtube.com/watch?v=31gYVHjEkL0(4年生外国語活動)
https://www.youtube.com/watch?v=XXbIaum9uyQ(言語活動)
事後:Formsの振り返りの問いに答える。例)同じテーマで中学年の外国語活動と高学年外国語のそれぞれの言語活動を考えて記述する。
3回 小学生の発達段階と英語の指導法
事前:事前配布資料(第二言語習得理論)を読み、概要をつかんでおく。
事後:Formsの質問に答える。例)第二言語習得理論の概要と小学校外国語授業づくりへの視点
4回 異文化理解を視野に入れた外国語教育の在り方
事前:異文化理解を視野に入れた授業実践案を読み、その中から1つの実践を選び、本実践案の良い点と疑問点を自分のことばでまとめておく。
事後:Formsに、授業を基に、異文化理解を視野に入れた授業の必要性について自分なりの考えを書く。
5回 英語の授業づくりと評価方法について
事前:事前資料を読み、評価方法について概要をつかんでおく。
事後:Formsの質問に答える。例)外国語における評価のポイントを自分のことばでまとめよ。
https://www.youtube.com/watch?v=Hb7T4p88O2A
6回 英語の授業設計と指導案の作成
事前:We canの中から自分の模擬授業をするテーマを決めておく。また、言語活動と、アクティビティについてもアイディアをもっておく。
事後:グループのメンバーと授業づくりを進め、模擬授業ができるようにしておく。
7回 英語の模擬授業とリフレクション
事前:全グループの指導案に目を通しておく。
事後:全部ループの模擬授業に児童役として参加したことを基に、フィードバックを書く。
8回 総括講義
事前:これまでの授業を振り返り、小学校外国語ついて、小学校の学級担任として、どのような想いをもって、授業づくり、授業実践をしてきたいと思うか、自分なりのことばでまとめておく。
事後:これまでの授業を振り返り、Formsの質問に答える。例)小学校外国語の意義とは、自身のめざす外国語の授業とは、

成績評価の方法・基準 ・事前学習提出25%
・授業中の議論への貢献度30%
・事後学習提出20%
・指導案25%で評価し、総合的に評価する。
教科書・参考書 必要な参考文献や教材については、URLを示すか、こちらが準備します。
履修条件 なし
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