雨宮基博・清水一毅
2単位
専攻科保育専攻
履修系統図番号 | 4A-1005 |
---|---|
科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 必修 |
授業形態 | 演習 |
到達目標 | 1.教育や福祉の問題を探求するための研究方法を習得する。
2.質的・量的データの収集方法を習得する。 3.統計学的なデータ処理について習得する。 |
||||
---|---|---|---|---|---|
授業概要 | 研究報告書や科学論文で使われる分析結果を得るための基本的データの収集と統計学的な処理の理論と方法について学習することを目的とする。エクセルを使用する実習をともなう。 |
学習内容 | ||
---|---|---|
回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 研究とは何か(量的研究・質的研究)
|
研究の目的、意義、留意点、研究法の種類(量的研究・質的研究)について学ぶ。
事前学習:シラバスの確認(30分) 事後学習:配布資料を基に研究について整理・復習する。(60分) |
2回 | 研究の基礎・プロセス(資料・文献の収集)
|
研究の基礎(研究のプロセス)として、問題の設定に基づいた先行研究の文献的検討方法について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:図書館等で資料の検索試行(45分) |
3回 | 観察法
|
観察法の特徴、種類、留意点、観察法の理論と技法等について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:観察法について整理・復習する。(60分) |
4回 | 面接法
|
面接法の特徴、種類、留意点、面接法の理論と技法について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:面接法について整理・復習する。(45分) |
5回 | 質問紙調査法
|
質問紙法の特徴、質問紙作成の基礎(項目作成、回答方法、フェイスシート作成、倫理、実施方法)について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:質問紙法について整理・復習する。(45分) |
6回 | 質的研究法
|
質的研究法の特徴、種類・方法(事例研究法など)について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:質的研究法について整理・復習する。(45分) |
7回 | 基礎統計(度数分布、代表地と散布度)
|
基礎統計として度数分布、代表地と散布度について学ぶ。
事前学習:配布資料の予習(45分) 事後学習:練習問題等により復習する。(45分) |
8回 | 度数分布と統計図表
|
度数分布・変数
事前学習:度数分布と変数についての文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
9回 | 中心傾向の測度と得点の散布度
|
代表値・散布度
事前学習:代表値について文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
10回 | 2変数間の関係性
|
相関と回帰
事前学習:相関について文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
11回 | 母集団と標本
|
母集団と標本・標本抽出
事前学習:母集団と標本について文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
12回 | 統計的仮説の検定
|
仮説検定
事前学習:仮説検定について文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
13回 | 平均値の差の検定
|
t検定・分散分析
事前学習:平均値の差の検定について文献等調査(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
14回 | 論文のまとめ方
|
論文の書き方
事前学習:統計を用いた先行研究を読む(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分) |
15回 | 定期試験
|
定期試験(期末レポート)
|
16回 | 総括講義
|
ノート・資料等による14回の授業の振り返り
定期試験の解説と評価 授業評価の実施 |
成績評価の方法・基準 | 各担当教員によって50%ずつ評価を行う。
雨宮:期末レポート70% 授業内での課題への取組30% 清水:期末レポート60% 授業内の課題提出40% |
---|---|
教科書・参考書 | 授業内で適宜指示をする。
|
履修条件 | なし |