清水一毅
2単位
保育科
履修系統図番号 | 3NPC-0205 |
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科目区分 | 一般基礎教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 |
授業形態 | 講義 |
到達目標 | 1.心理学がどのような学問であるか理解し、心理学に関する基礎知識を習得する。
2.人間の自我、思考、感情などについて理解を深める。 3.自分自身についての理解を深め、形や言葉で表現することができる。 |
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授業概要 | 心理学は人間の「心」を科学的に解明することを目指す学問である。本講義は心理学の中心的なトピックを幅広く扱い、多様な心理学研究の成果の一端を紹介する概論である。たくさんある「心」の側面について、自分と照らし合わせながら心理学を身近に感じ、理解を深める。また、グループワークやディスカッションを通して、自分自身のパーソナリティや対人関係を見つめ、自己理解の促進を図る。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 心理学とはなにか | 心理学について知っていることのまとめ
事後学習:事後課題に取り組む。興味のある心理学分野についての文献を読未理解を深める(90分) |
2回 | 心理学基礎・意識と無意識 | 心理学史
事前学習:無意識について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。フロイトの理論について復習する(45分) |
3回 | 知覚・感覚 | 知覚・感覚心理学
事前学習:知覚について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。ゲシュタルト理論について復習する(45分) |
4回 | 記憶①感覚登録機と短期記憶 | 短期記憶
事前学習:記憶について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。アトキンソンとシフリンモデルについて復習する(45分) |
5回 | 記憶②長期記憶と記憶法略 | 長期記憶 記憶法略
事前学習:記憶法略について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。記憶法略について復習する(45分) |
6回 | 思考①思考とはなにか | 人の思考の特徴
事前学習:思考について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。人の思考について復習する(45分) |
7回 | 思考②帰納的思考と演繹的思考 | 帰納的思考 演繹的思考
事前学習:人の思考の特徴について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。人の思考について復習する(45分) |
8回 | ものの見え方と捉え方 | 錯視
事前学習:錯覚について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。錯視について復習する(45分) |
9回 | 認知理論 | 既有知識の枠組み 同化と調節
事前学習:スキーマについて、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。認知理論について復習する(45分) |
10回 | 人格の理論 性格とパーソナリティ | パーソナリティ
事前学習:人格について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。パーソナリティについて復習する(45分) |
11回 | 自己理解を促す①文章完成法 | TST
事前学習:投影法について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。投影法を利用した自己理解について復習する(45分) |
12回 | 自己理解を促す②セルフモニタリング | 自己の客観視
事前学習:セルフモニタリングについて、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。投影法を利用した自己理解について復習する(45分) |
13回 | マインドマップ | 自己分析 思考の可視化
事前学習:自己分析について、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。自分の思考の特徴について復習する(45分) |
14回 | ストレスとストレスコーピング | ストレッサーとコーピング
事前学習:ストレスについて、文献を読む等で予習をする(45分) 事後学習:事後課題に取り組む。自分のコーピング特性について復習する(45分) |
15回 | 定期試験 | |
16回 | 総括講義 | 配布資料等により14回の講義を振り返る
定期試験の解説と総評 授業評価の実施 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験70% 事後課題30% |
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教科書・参考書 | 参考資料配付。参考文献は講義の中で紹介する。 |
履修条件 | なし |