発達心理学Ⅰ  

 清水一毅

2単位

 保育科


履修系統図番号 6C-1035
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 教職必修(幼) 教職必修(小) 保育士必修
授業形態 講義

到達目標 1.発達の概念および教育における発達理解の意義を理解し、説明できること
2.乳幼児期から青年期における心身の発達の過程及び特徴を理解し、保育および教育の現場で活かせるようになること
3.発達に影響を与える要因について理解し、保育および教育の場面で活用できるようになること
授業概要   発達心理学では、人間が誕生から死に至るまで、どのように発達し変化するのかについて、それぞれの発達段階に沿って心理学的な視点から理解しようと試みる。本講義では、社会性・認知・道徳性などの発達段階について学ぶなかで、特に乳幼児期の特徴について詳細に学習していく。担当教員による講義,ビデオ鑑賞等を織り交ぜ、それに基づくディスカッションやグループワークを織り交ぜながら進めていく。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 発達心理学の概要・教育における発達理解の意義 発達心理学の学問領域について知る
事前学習:心理学とはどのような学問か調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
2回 発達の概念について 「発達」について知る
事前学習:発達の意味を調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
3回 一般的な発達段階 発達段階とはなにか
事前学習:「発達段階」についての文献調査(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
4回 心理社会的発達段階①発達段階について エリクソンの発達理論と発達段階
事前学習:社会性とはどのようなものか調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
5回 心理社会的発達段階②各段階の発達課題について 各段階の発達課題について知る
事前学習:発達課題とはどのようなものか調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
6回 認知発達段階①ピアジェ理論と発達段階 ピアジェの発達理論と発達段階
事前学習:認知とは何か調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
7回 認知発達段階②学習理論と認知発達 認知発達と学習の関連
事前学習:認知がどのように学習に作用するか考える(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
8回 性的発達段階 リビドーと発達の関連
事前学習:無意識とはどのような領域か調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
9回 道徳性の発達 向社会的行動の意味とその発達
事前学習:道徳性の発達理論について調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
10回 発達段階のまとめ 発達段階を横断的に捉える
事前学習:これまで学習した発達理論についてまとめる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
11回 発達を促す要因 発達を促す要因としての遺伝と環境の影響
事前学習:「遺伝」についての文献調査(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
12回 関係発達と発達の相互作用性 周囲の人間関係が与える発達への影響
事前学習:幼児期の人間関係について調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
13回 これからの発達観を考える 他者の発達に影響を与える存在としての自分
事前学習:幼少期の自分が憧れていた存在について考える(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
14回 発達のつまづき 発達障害や問題行動
事前学習:発達障害について調べる(45分)
事後学習:事後課題に取り組む。授業内容についてノートにまとめてみる(45分)
15回 定期試験
16回 総括講義(全体のまとめ) 配布資料等により14回の講義を振り返る
定期試験の解説と総評  授業評価の実施

成績評価の方法・基準 筆記試験70%  事後課題(30%)
教科書・参考書 その都度参考資料配付。
参考文献は講義の中で紹介。
履修条件 なし
 戻る