末岡 尚文
2単位
保育科
| 履修系統図番号 | 5C-2010 |
|---|---|
| 科目区分 | 専門教育科目 |
| 必修、選択の別 | 選択 教職必修(幼) 保育士必修 |
| 授業形態 | 講義 |
| 到達目標 | 1. 学校教育制度・児童福祉制度や保育職の社会的な意義について自らの言葉で表現できる。
2. 保育者に求められる役割や資質能力・職能的成長、保育の専門性について理解する。 3. 保育者の職務の全容および保育者に課せられる義務・倫理を理解し、またその役割に かかる園内外の専門家等との協働・連携について説明できる。 |
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| 授業概要 | 本授業では、保育という営みの根幹をなす保育者が現代社会において何を期待され、どのような役割を有するかに関して今日の教育・保育の動向を踏まえつつ、保育職の意義・保育者の資質能力・職務内容等について習得する。くわえて、授業内では、保育職を目指す者としてその意欲を高め、自らの適性を判断し、進路の選択にも資するものとなるように、様々な具体的事例を扱う。
本授業を通じて、保育者という観点から乳幼児期の子どもを保育することの全体を把握し、保育者として実践への具体的展開を自ら構想できるような応用的理解を得ることを目指す。また、各自の理論を深めるため、適宜講義内容に基づくグループディスカッションを行う。 なお、本授業は、状況によってオンライン教材などを用いた遠隔授業を行う。 |
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| 学習内容 | ||
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| 回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
| 1回 | 「保育者」「保育職」とは誰か | 保育者の意義
保育職と他の専門職の違い 事前学習:これまで関わったことのある保育者を想起して、理想の保育者像についてレポートを作成する。(120分) 事後学習:「保育者」概念の定義と社会的な役割についてまとめる。(120分) |
| 2回 | 幼稚園・保育所・認定こども園の目的とそれぞれの保育職 | 子どもの最善の利益と保育
公教育・児童福祉の目的と保育者の役割 事前学習:幼稚園、保育所、認定こども園のそれぞれの制度上の違いについてノートにまとめておく。(120分) 事後学習:幼稚園、保育所、認定こども園それぞれで求められる保育者の役割の違いについてまとめる。(120分) |
| 3回 | 保育職の専門性 | 保育職の特質・職務内容
保育者の倫理・使命 事前学習:自身の考える「保育のやりがい」と「子どもに対する責任」についてレポートを作成する。(120分) 事後学習:保育者として身につけるべき倫理・使命について、なぜそれらが必要であるかという理由を含めてまとめる。(120分) |
| 4回 | 「保育者」の歴史 | 保育士・幼稚園教諭・保育教諭の身分と制度的位置づけ(資格・要件・責務)
社会の変化と教育・保育のあり方の変化 保育職に関わる資格・免許および関連法令の変遷 事前学習:保育士・幼稚園教諭になるために必要なこと(要件)を調べてノートにまとめておく。(120分) 事後学習:保育士や幼稚園教諭に求められる資格や免許に関わる制度が、どのような社会状況の中で変化していったかについてまとめる。(120分) |
| 5回 | 保育者の資質・能力 | 保育者に求められる資質・能力
養護と教育の一体的展開 グループディスカッション 事前学習:保育者に必要な力について事前にまとめておく。(120分) 事後学習:グループディスカッションででた意見を参考に、保育者として身につけるべき資質や能力についてまとめる。(120分) |
| 6回 | 保育職の全体像 | 保育を支える諸業務
保護者・地域全体の子育て支援 幼稚園・保育所・認定こども園職員の一日 事前学習:実習ノートを見直して一日の流れをまとめておく。(120分) 事後学習:幼稚園、保育所、認定こども園それぞれの業務の違いについてまとめる。(120分) |
| 7回 | 保育の指導 | 生活全体を通じた指導
集団保育と個別のかかわり 事前学習:事例を読んで、養護的な関わりと教育的な関わりについてまとめておく。(120分) 事後学習:保育における養護と教育の関係性についてまとめる。(120分) |
| 8回 | 保育の環境構成と実践 | 環境を通した保育・遊びを活用する保育
学級運営・クラス運営 事前学習:事例を読んで「集団」であることを活用した保育についてレポートを作成する。(120分) 事後学習:保育における学級運営・クラス運営の意義と課題についてまとめる。(120分) |
| 9回 | 保育の計画と評価 | 保育実践の記録と反省(自己評価)
反省的実践家・保育中の省察 グループディスカッション 事前学習:保育者としての自分の長所・短所をまとめておく。(120分) 事後学習:保育実践における指導計画の作成と評価の方法についてまとめる。(120分) |
| 10回 | 保育者の専門性の向上 | 研修の種類と制度上の位置づけ
専門家としての成長 保育者のキャリア・パス グループディスカッション 事前学習:一緒に働きたい保育者のイメージについてまとめておく(120分) 事後学習:グループディスカッションで出た意見を参考に、保育者として自らが成長するために必要な姿勢についてまとめる。(120分) |
| 11回 | 保育者の組織 | チーム保育・チーム学校
保育者同士や他の職員との連携 保育職に求められるリーダーシップ グループディスカッション 事前学習:実習を振り返り、チームで対応したことについてレポート作成をする。(120分) 事後学習:グループディスカッションで出た意見を参考に、他者と共に働くために必要な姿勢についてまとめる。(120分) |
| 12回 | 保育者の連携・協働① | 地域との連携
地域社会・保護者との協働 事前学習:山梨県内の保育園で取り組まれている地域での活動を調べてレポートにまとめておく。(120分) 事後学習:地域社会や保護者と協働した保育の取り組みの意義と課題についてまとめる。(120分) |
| 13回 | 保育者の連携・協働② | 行政・園外の専門機関との連携
保育に関するガイドライン グループディスカッション 事前学習:事例を読んで、関係機関との連携の仕方についてレポートを作成する。(120分) 事後学習:行政や園外の専門機関と連携した保育の取り組みの意義と課題についてまとめる。(120分) |
| 14回 | 保育の現代的課題 | 社会の変化と保育ニーズの変化
多様な子どもたちの保育 幼保小連携 グループディスカッション 事前学習:保育のニーズにはどのようなものがあるか調査し、ノートにまとめておく。(120分) 事後学習:グループディスカッションで出た意見を参考に、保育者としての希望についてまとめる。(120分) |
| 15回 | 定期試験 | 筆記試験
事前学習:授業内配付プリントなどを用いた、これまでの14回分の授業の復習(120分) |
| 16回 | 総括講義 | 定期試験の解説と総評
授業評価実施 事後学習:定期試験問題を通した授業全体の振り返り(180分) |
| 成績評価の方法・基準 | 提出物(コメントシートもしくは小テスト)70%、定期試験30% |
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| 教科書・参考書 | 教科書:
「幼稚園教育要領解説」 「保育所保育指針解説」 「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」 参考書: 授業内で紹介する |
| 履修条件 | なし |