荻原ひろみ
1単位
保育科
履修系統図番号 | 8C-2052 |
---|---|
科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 教職必修(幼) |
授業形態 | 講義 |
到達目標 | 1.人格形成の基礎となる幼児期の教育に携わる自覚をもち、基本的な幼児期の教育・保育の方法について理解する。
2.幼児期の発達の特性を踏まえ、環境を通して行う教育の特質について理解し、実践における教育方法の基礎を身につける。 3.幼児期の基礎的な教育・保育の方法を理解したうえで、情報機器および教材の活用などについて実践的な指導方法を提示することができる。 |
||||
---|---|---|---|---|---|
授業概要 | 本授業においては、既習の保育内容等に関する基本的知識を実際の保育の場面において関連付ける意識をもち、実践的に保育を展開する視点に立ち学修されることを目指す。
幼児期における教育・保育方法の基礎について学び、環境を通して行われる保育の実際を理解する。実践事例や映像資料を用いて、グループワークによって検討することを通して、保育実践の現状と課題について学ぶ。その際、情報機器を取り入れ、保育におけるその具体的な活用方法について実践的に学んでいく。本授業は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
学習内容 | ||
---|---|---|
回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 幼児期の特性をふまえた教育・保育 | 学習のポイント:発達の特性をふまえた幼児期の教育・保育についての理解
事前指導:既習の内容から「幼児期の特性」についてまとめる。400字程度(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
2回 | 幼児教育の基本と実践①
幼児期にふさわしい生活と保育形態 |
学習のポイント:幼児期にふさわしい園生活の展開についての理解
事前学習:保育辞典等を用いて様々な保育形態とその特徴について調べる。400字程度(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
3回 | 幼児教育の基本と実践②
環境を通した教育・保育の方法 |
学習のポイント:保育における環境の相互作用についての理解
事前学習:幼稚園教育要領解説を読み「環境を通して行う教育」についてまとめる。400字程度(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
4回 | 幼児教育の基本と実践③
遊びを通しての総合的な指導としての教育・保育の方法 |
学習のポイント:保育における遊びの意味と遊びを支える保育者の関わりについての理解
事前学習:幼稚園教育要領解説を読み、遊びの意味についてまとめる。400字程度(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
5回 | 小学校教育とつながる幼児期の教育・保育 | 学習のポイント:幼保小接続をふまえた「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の理解
事前学習:幼稚園教育要領解説を読み、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の具体的な姿について考える。(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
6回 | 情報機器を活かした教育・保育方法 | 学習のポイント:幼児期の特性をふまえた情報機器の活用についての理解
事前学習:幼稚園教育要領解説を読み、保育場面における情報機器の活用について考え意見を記述する。400字程度(120分) 事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分) |
7回 | 定期試験 | 学習のポイント:定期試験
事前学習:これまでの学習内容について復習を行う。(120分) 事後学習:試験の内容について振り返る。(120分) |
8回 | 総括講義 | 学習のポイント:定期試験結果のフィードバック・定期試験内容の解説と重要事項の再確認・授業評価の実施
事前学習:定期試験問題を解き直す。(120分) 事後学習:定期試験内容の解説と重要事項の提示をふまえ、授業内容全体を復習する。(120分) |
成績評価の方法・基準 | 確認テスト(50%)、提出物(毎回のワークシート)(50%) |
---|---|
教科書・参考書 | 適宜資料配付を行う。
参考文献 「保育方法論」(光生館¥1800) 幼稚園教育要領(H29年3月告示文部科学省) 幼保連携型認定こども園教育・保育要領(H29年3月告示内閣府・文部科学省・厚生労働省) 保育所保育指針(H29年3月公示厚生労働省) 幼稚園教育要領解説(H30年3月文部科学省) 幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説(H30年3月 内閣府・文部科学省・厚生労働省) |
履修条件 | なし |