保育内容 総論  

 荻原ひろみ

1単位

 保育科


履修系統図番号 8C-1022
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職選択(幼) 保育士必修
授業形態 演習

到達目標 1.幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領における保育の全体的な構造を理解することができる。
2.保育において幼児理解に基づいた総合的な指導・援助を行うことを理解し、実践における保育者の役割について考える力を身につけることができる。
3.園生活全体を見通して総合的に指導・援助を行うという保育の基本を踏まえ、具体的な指導・援助に関して自身の考えを表現できる。
授業概要  領域別に学習する保育内容に関して学習してきた基礎知識等を踏まえ、3法令における保育の全体的構造を把握する。
  実践事例や映像資料を用いた学習、また、グループワークを取り入れ、保育内容を総合的に捉える見方や考え方を身につけ、幼児理解に基づく保育内容についての考え方について学ぶ。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 保育内容の基本的な構造 学習のポイント:保育内容の基本的な構造についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領の内容を確認する。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
2回 幼児理解に基づく保育の展開 学習のポイント:幼児理解に基づく保育の展開についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領における幼児理解に関する記述を調べる。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
3回 遊びを通した総合的な指導 学習のポイント:遊びを通した総合的な指導についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領における遊びについての記述を調べる。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
4回 保育の展開とその方法 学習のポイント:保育の展開とその方法についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領から乳幼児期における環境の構成についての記述を調べる。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
5回 保育計画の考え方と作成の実際 学習のポイント:保育計画の考え方と作成の実際についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領から、保育の計画に関する記述について調べる。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
6回 保育記録の意義と実際 学習のポイント:保育記録の意義と実際についての理解
事前学習:幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園保育・教育要領における、保育記録に関する記述を調べる。(120分)
事後学習:本時の授業における学びをまとめる。400字程度(120分)
7回 定期試験 学習のポイント:確認テスト
事前学習:これまでの授業での学習内容を振り返り、復習を行う。(120分)
事後学習:試験の内容について、振り返りを行う。(120分)
8回 総括講義 学習のポイント:定期試験結果のフィードバック・定期試験内容の解説と重要事項の再確認・授業評価の実施
事前学習:定期試験問題を解き直す。(120分)
事後学習:定期試験内容の解説と重要事項の提示をふまえ、授業内容全体を復習する。(120分)

成績評価の方法・基準 確認テスト(50%)、提出物(毎回のワークシート)(50%)
教科書・参考書 適宜資料配付を行う。
参考文献
「保育内容総論」(光生館¥1800)
幼稚園教育要領(H29年3月告示文部科学省)
幼保連携型認定こども園教育・保育要領(H29年3月告示内閣府・文部科学省・厚生労働省)
保育所保育指針(H29年3月公示厚生労働省)
幼稚園教育要領解説(H30年3月文部科学省)
幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説(H30年3月 内閣府・文部科学省・厚生労働省)
保育所保育指針解説書(H30年3月厚生労働省)
履修条件 なし
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