インクルーシブ保育Ⅰ  

 飯野雄大

1単位

 保育科


履修系統図番号 8C-2041
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職必修(幼) 保育士必修
授業形態 演習

到達目標 1 障害児保育・インクルーシブ保育を支える理念や歴史的変遷について学び、障害児やその他の特別な配慮を要する子ども及びその保育について理解している。
2 個々の特性や心身の発達等に応じた援助や配慮について理解している。
3 障害児その他の特別な配慮を要する子どもの保育に関する現状と課題について理解している。
授業概要   障害やさまざまなニーズについての理解を深め、基礎知識の習得を目指すとともに、個の特性に応じた支援と保護者ニーズに対する支援のあり方について学ぶ。本授業で障害など特別の支援を必要とする者の特性及び心身の発達、生活上の困難とその対応について理解し、「インクルーシブ保育Ⅱ」にて保育・教育課程や支援の方法についてさらに理解を深める。
  本教科の担当者は幼稚園・保育所等への巡回相談、児童発達支援センターでの相談員などの経験をもち、その経験を生かして障害児教育の理論や方法を指導する。
  本授業は、ディスカッションやグループワークの時間を設け適宜、双方向型活動も実施する。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 障害のある子どもの理解
障害児保育・特別支援教育の意義と保育形態
障害の概念と分類・程度の理解
障害児保育の必要性

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
2回 障害児保育の現状とインクルーシブ・教育(合理的配慮の理解を含む) 障害児をとりまく保育の現状

事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)
3回 発達障害の理解と支援① LD、ADHDの理解と支援方法

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)            
4回 発達障害の理解と支援② 自閉症の理解と支援方法

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)
5回 知的障害の理解と支援 知的障害の理解と支援方法

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)
6回 身体障害(肢体不自由・視覚障害・聴覚障害・言語障害)の理解と支援 身体障害の理解と支援方法
事前学習:学習のポイントに変わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)
7回 気になる子どもとその他の障害
情緒障害、登園しぶり、医療的ケア児等の理解と支援方法

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)
8回 定期試験
9回 外国にルーツをもつ子どもたち
定期試験の振り返り
外国にルーツをもつ子どもの支援とその課題
定期試験の解説、振り返り

事前学習:学習のポイントに関わる資料を読む(60分)
事後学習:確認テストと答えあわせ(60分)

成績評価の方法・基準 講義内での課題への取り組み50%
定期試験50%                                                            
教科書・参考書 厚生労働省『保育所保育指針解説』
文部科学省『幼稚園教育要領解説』
履修条件 なし
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