田中結香
1単位
保育科
履修系統図番号 | 8C-2040 |
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科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 保育士必修 |
授業形態 | 講義 |
到達目標 | 1)社会的養護の理念と課題を理解し説明できる。
2)社会的養護における支援方法を理解し特徴が説明することができる。 3)社会的養護におけるソーシャルワークの必要性について説明できる。 |
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授業概要 | 現代社会における社会的養護の意義と現状を把握し、支援の実態や課題を整理し理解する。また、社会的養護における相談援助の技術と方法、支援者としての役割を学ぶ。
グループワークにより様々な支援方法の視点を多角的に学修する。 本講義は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 第1章 社会的養護の理解のために
1)第二次世界大戦以前の社会的養護 2)親子を救うための施設 3)特別養子縁組 4)演習 |
社会的養護の意義や現状を把握し、社会的課題ついて理解する。
事前学習:社会的養護Ⅰで学修した内容を復習する(90分) 事後学習:現代社会における社会的養護の課題についてまとめる(150分) |
2回 | 第2章 アドミッションケア
1)子どもの保護について(一次保護) 2)子どもを受け入れるにあたって 3)自立支援計画(ケアプラン)とは 4)演習 |
社会的養護の支援過程について理解し、実際の支援のポイントを学修する
事前学習:アドミッションケアのポイントを確認する(90分) 事後学習:演習を通じて理解したことをまとめる(150分) |
3回 | 第3章 インケア
1)豊かな暮らしのために 2)治療的支援 3)演習 |
社会的養護の支援過程について理解し、実際の支援のポイントを学修する
事前学習:インケアのポイントを確認する(90分) 事後学習:演習を通じて理解したことをまとめる(150分) |
4回 | 第4章 リービングケア
1)社会への巣立ち 2)生い立ちの理解 3)演習 |
社会的養護の支援過程について理解し、実際の支援のポイントを学修する
事前学習:リービングケアのポイントを確認する(90分) 事後学習:演習を通じて理解したことをまとめる(150分) |
5回 | 第5章 アフターケア
1)家庭復帰に伴うアフターケア 2)就職・進学によって社会へ出た子どもへの アフターケア 3)演習 |
社会的養護の支援過程について理解し、実際の支援のポイントを学修する
事前学習:アフターケアのポイントを確認する(90分) 事後学習:演習を通じて理解したことをまとめる(150分) |
6回 | 第6章 ソーシャルワーク
1)ソーシャルワークとは 2)家庭支援 3)里親支援 4)演習 |
社会的養護におけるソーシャルワークの必要性について理解する
事前学習:ソーシャルワークの定義や理論、方法について復習する(90分) 事後学習:演習を通じて理解したソーシャルワークの実践について、必要性をまとめる(150分) |
7回 | 第7章 記録と評価
1)記録の必要性 2)ケアプラン(自立支援計画)の策定 3)第三者評価・自己評価 4)演習 |
対人援助業務における記録の重要性と評価の必要性について理解する
事前学習:記録の書き方について復習する(90分) 事後学習: |
8回 | 定期試験 | |
9回 | 社会的養護のまとめ
1)実際の映像を観て、社会的養護の意義を考える 2)社会的養護とソーシャルワークの関連 3)グループワーク |
社会的養護の意義や実践方法について、学修してきた理論を基盤に理解する
定期試験の解説とフィードバック 授業評価アンケートの実施 事前学習:社会的養護の意義についてまとめる(90分) 事後学習:保育者になぜ社会的養護の学修が必要なのか、またソーシャルワークの知識や技術が必要なのかまとめる(150分) |
成績評価の方法・基準 | 定期試験 50%
グループワーク 20% 課題提出 10% リアクションペーパー 20% |
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教科書・参考書 | 「図解で学ぶ保育 社会的養護Ⅱ」 株式会社萌文書林 (2000円+税) |
履修条件 | なし |