加山総子
2単位
保育科
| 履修系統図番号 | 8C-2014 |
|---|---|
| 科目区分 | 専門教育科目 |
| 必修、選択の別 | 選択 教職必修(小) 保育士選択必修 |
| 授業形態 | 演習 |
| 到達目標 | 小学校図画工作科の目標や内容を理解し、造形表現の基礎的な理論および実技を通して、児童の発想や表現を引き出す指導方法を身につける。多様な材料・用具・技法を体験的に学ぶことで、児童一人一人の主体的な表現活動を支援できる授業構想力および指導力を養うとともに、安全管理や評価について理解を深め、指導案を作成し模擬授業を行うことができるようになる。 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 授業概要 | 本授業は、小学校図画工作科における造形表現活動の意義と指導方法について、理論と実践の両面から学ぶことを目的とする。平面表現、立体表現、版表現など、多様な表現活動を体験的に行い、材料・用具の特性や安全な扱い方、発想を促す指導の工夫について理解を深める。また、作品鑑賞や合科的な学習の視点を取り入れながら、児童の主体性や創造性を育成する授業づくりを検討する。学年別の指導案作成および模擬授業を通して、実践的な指導力の向上を図る。
本講義は、状況によりオンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
||||
| 学習内容 | ||
|---|---|---|
| 回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
| 1回 | オリエンテーション | 授業の目的・評価方法の説明。小学校図画工作科における表現の意義と目標を理解する。
事前学習:(90分) シラバス・教科書を読み、図画工作科の意義を確認。 事後学習:(90分) 授業の内容を振り返り、保育者の役割をまとめる。 |
| 2回 | 平面構成① 切る表現と道具操作の指導法 | 紙素材による切る表現を通して、ハサミ操作と安全指導を学ぶ。
事前学習:(90分) 教科書・資料等で切る表現と安全指導について調べる。 事後学習:(90分) 切る表現活動の指導案を構想し、年齢別の配慮点を整理する。 |
| 3回 | 平面表現② 想像的表現と画材指導 | 想像的表現活動を通して、絵の具・クレヨン・マーカー等の画材特性と指導の工夫を体験的に理解する。
事前学習:(90分) 各画材の特徴を確認し、さまざまな支持体との組み合わせ方を考える。 事後学習:(90分) 作品を振り返り、表現の工夫と指導上の留意点をまとめる。 |
| 4回 | 観察表現① 自然物の観察と描写 | 身近な自然物を観察し、形や質感を捉えた描写活動に取り組む。理科との合科的視点を学ぶ。
事前学習:(90分) 学校内に生えている植物の形や特徴を観察し、身近な自然環境への関心を高める。 事後学習:(90分) |
| 5回 | 観察表現② 水彩表現の基礎技法 | 図工教材として用いられる絵の具の種類や特性について理解し、水の量や混色による表現の違いを体験的に学ぶ。
事前学習:(90分) 絵の具の種類とその特徴についてまとめる。 事後学習:(90分) 作品の改善点を整理し、次時への課題をまとめる。 |
| 6回 | 観察表現③ 混色と表現の工夫 | 構成・主題に応じた彩色の方法について学ぶ。混色や重ね塗りを体験し、奥行き・立体感・質感を意識して着彩する。
事前学習:(90分) 構成・主題に応じた彩色の方法について学ぶ。 事後学習:(90分) 作品を完成させ、色づかいの工夫を文章化する。 |
| 7回 | 観察表現⑤ 作品鑑賞とまとめ | 作品鑑賞を通して表現の多様性を理解し、単元をまとめる。
事前学習:(90分) 鑑賞の視点について資料を読む。 事後学習:(90分) 指導案の簡易作成と振り返り。 |
| 8回 | 立体構成① 木工素材と道具操作の指導法 | 木工素材を用いた立体表現活動を通して、金槌・のこぎりの安安全な使い方と指導法を理解する。
事前学習:(90分) 工具の安全指導について調べる。 事後学習:(90分) 活動計画案を作成する。 |
| 9回 | 版表現① 版づくりの基礎 | 彫刻刀の安全な使用法と版づくりの基本を学ぶ。
事前学習:(90分) 木版画、銅版画、リトグラフ、シルクスクリーンなどの表現の特徴を調べる。 事後学習:(90分) 版の修正と構想の整理。 活動計画案を作成する。 |
| 10回 | 版表現② 彫りと試刷り | 彫刻刀の使い分けと試刷りによる表現確認。
事前学習:(90分) 代表的な版画作家の作品を調査し、版画の技法や彩色方法の違いについて理解する。 事後学習:(90分) 線や面の表現を工夫して版を彫り進める。 表現改善点を修正する。 |
| 11回 | 版表現③ 彩色の技法 | 彩色の方法を学び、色彩表現を深める
事前学習:(90分) 参考作品を再度確認し、自分の制作に活かせそうな色彩表現や彩色の方法についてまとめる。 事後学習:(90分) 染料と水彩絵の具の違いを生かした色彩表現を学び、それぞれの素材の特性や発色、にじみ、重なりによる効果について理解を深める。 |
| 12回 | 版表現④ 本刷り・鑑賞 | 前半に作品を完成し、後半に相互鑑賞を行う。
事前学習:(90分) 鑑賞の視点を確認する。 事後学習:(90分) 作品レポートを作成する。 |
| 13回 | 指導案制作と模擬授業① | これまでの活動を振り返り、学年別指導案を作成し導入部の模擬授業を行う。(グループ1)
事前学習:(90分) 指導案構成を確認し構想をまとめる。 事後学習:(90分) 模擬授業および他グループの発表を振り返り、導入の方法や児童の興味・関心を引き出す工夫について整理する。授業内で得られた意見や気づきをもとに、指導案の改善点をまとめる。 |
| 14回 | 指導案制作と模擬授業② | これまでの活動を振り返り、学年別指導案を作成し導入部の模擬授業を行う。(グループ2)
事前学習:(90分) 指導案構成を確認し構想をまとめる。 事後学習:(90分) 模擬授業および他グループの発表を振り返り、導入の方法や児童の興味・関心を引き出す工夫について整理する。授業内で得られた意見や気づきをもとに、指導案の改善点をまとめる。 |
| 15回 | 総括 | 振り返りとまとめ
事前学習:(90分) 授業全体の学びを総括レポートにまとめる。 事後学習:(90分) ポートフォリオ作成 模擬授業の動画や記録、指導案を見返し、 自己評価シートを記入する。 授業全体の学びを総括レポートにまとめる。 |
| 成績評価の方法・基準 | 講義への取り組み40%、講義内の課題30%、レポート30% |
|---|---|
| 教科書・参考書 | 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 図画工作編
その他、授業の中で適宜配布する。 |
| 履修条件 | なし |