川上英明・中込まゆみ
1単位
保育科
履修系統図番号 | 11C-1035 |
---|---|
科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 保育士必修 |
授業形態 | 演習 |
到達目標 | 1 実習の意義・目的および心得を理解する。
2 実習の内容を理解し、自らの課題を明確にする。 3 実習施設の特性や人権、守秘義務等を理解する。 4 実習の計画、実践、観察、評価の方法や内容について理解する。 5 実習の総括と自己評価をもとに、新たな課題や学習目標を明確にする。 |
||||
---|---|---|---|---|---|
授業概要 | 保育実習Ⅰ(保育所)に向けての準備、事後学習を行い2年次に行う保育実習Ⅱ(保育所)につなげる授業である。具体的には、他科目を含む保育科での学び全体と関連されながら、到達目標に示されている事項について学習するとともに、個別の実習する施設についての研究も行う。
授業は演習形式で進めていくことを基本とするが、学修内容に合わせて適宜、グループワークやディスカッションなども取り入れて行う。 ※本教科担当中込は、保育士資格・幼稚園教諭免許を有しており、長年の現場経験が ある教員である。 本演習は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
学習内容 | ||
---|---|---|
回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 保育実習Ⅰの概要
目的・内容・進め方 担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習の概要
・実習の目的 事前学習:実習記録の全体に目を通す(30分) 事後学習:実習に向けての自己課題をノートにまとめる(60分) |
2回 | 保育の現状
山梨県をモデルにして 担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・保育所の制度
事前学習:保育所保育指針解説。幼稚園教育要領などを参考に保育についてまとめる(30分) 事後学習:山梨の保育の現状について調べ地図をまとめる。(60分) |
3回 | 実習先の選定
担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習先の選定方法
事前学習:地図を確認し実習したい園を3園まで選ぶ。(30分) 事後学習:選んだ園について概要や保育理念、方針などについて調べノートにまとめる。(60分) |
4回 | 依頼の方法とグループづくり
担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習の内諾を頂くまでの手続き
事前学習:実習園の概要について発表できるよう準備する。(30分) 事後学習:実習園ごとのグループワークを基に実習の自己課題についてノートにまとめる。(60分) |
5回 | 実習記録の意義と作成方法
実習オリエンテーションについて 担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習における計画と実践
・実習における観察 ・実習記録の方法と評価 事前学習:実習記録の作成見本を読み実習記録作成のわからないところをまとめる。(30分) 事後学習:作成方法のポイントをノートにまとめる。(60分) |
6回 | 好ましい実習像について
担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・子どもの人権と最善の利益の考慮
・プライバシーの保護と守秘義務 ・実習生としての心得 事前学習:実習記録P3~P5を読みポイントをまとめておく。(30分) 事後学習:好ましい実習生になるための自己課題を明確にする。(60分) |
7回 | 保育実習Ⅰ(保育所)の振り返り
担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習園からの評価・所見に基づく自己課題の発見
事前学習:実習記録を見直し実習の振り返りを行う。(60分) 事後学習:面談を基に自己課題をまとめる。(30分) |
8回 | 保育実習Ⅰ(保育所)の総括
担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
・実習の総括と自己評価
・今後の自己課題の明確化 事前学習:保育実習Ⅱ(保育所)の内容について確認しておく。(30分) 事後学習:保育実習Ⅱ(保育所)に向けて自己の課題を明確にノートにまとめる。(60分) |
9回 | 保育実習Ⅰ(保育所)のまとめ
自己課題の明確化 担当:川上英明・深沢佐恵香・中込まゆみ |
事前学習:振り返りシートを作成する。(30分)
事後学習:実習全体を振り返る(60分) |
成績評価の方法・基準 | ・授業態度・事後学習などにより総合的に評価する 100% |
---|---|
教科書・参考書 | (教科書)『保育所保育指針解説』
適宜、参考資料を配付する。 |
履修条件 | ・本学実施の実力養成試験で一定基準を満たすこと。
・実習時期までに開講されている保育士資格の必修科目の単位を修得すること。 ・履修すべき授業科目の成績等が適当であること。 |