修了研究  

 修了研究担当教員

4単位

 専攻科保育専攻


履修系統図番号 12A-2010
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 必修
授業形態 演習

到達目標 1  乳幼児および児童の教育、道徳教育、総合的な学習の時間についての問題意識や関心を深め、既得の知識・技能および実践知を援用しつつ、自らの研究テーマを設定する
2  テーマを探究するために妥当かつ効果的な研究計画を立案する
3  テーマに関する実証的な分析・検討に必要な研究方法を習得する
4  分析・検討した内容を論理的に考察し、修了レポートを作成する
5  自らの研究成果について、プレゼンテーションにより的確に表現する
授業概要 本演習は、専攻科の教育課程における学修を総括するものとして、履修者各自が設定した研究テーマに関する論文の作成を通じて、乳幼児および児童の教育、道徳教育、総合的な学習の時間に関する問題を探究するための方法を習得し、これまでの学修で得た知識や技能、また研究過程で獲得した知見について論理的・実証的に表現することにより、専門領域に関する学問的・実践的態度を涵養するとともに、教育および福祉専門職の社会的使命についてさらなる理解を深めることを目的とする。

  本演習は、大学改革支援・学位授与機構に提出する「学修成果」の作成を通じて、教育・福祉に関する問題を探求するための研究方法を習得することを目的としている。また、研究過程で獲得した知見について、効果的・論理的に表現することも目指す。

  ※各回の事前・事後学習〔文献閲覧・データ収集準備・データ分析・論文草稿の執筆等〕(各60分)

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 ガイダンス 本科目の概要および到達目標、具体的な研究活動の進め方に関する説明。
2回 先行研究・研究テーマ1 先行研究の調査および研究テーマの検討。
3回 先行研究・研究テーマ2 先行研究の調査および研究テーマの検討。
4回 先行研究・研究テーマ3 先行研究の調査および研究テーマの検討。
5回 研究方法 予備的調査に必要な研究方法の習得。
6回 研究計画1 予備的調査の計画作成。
7回 予備的調査1 予備的調査の実施。
8回 予備的調査2 予備的調査の実施。
9回 調査結果の検討1 予備的調査結果の分析および本調査の計画検討。
10回 調査結果の検討2 予備的調査結果の分析および本調査の計画検討。
11回 研究計画2 本調査の計画作成と中間報告会の準備。
12回 中間報告会 研究計画および遂行状況の報告と今後の方針検討。
13回 本調査1 本調査の実施。
14回 本調査2 本調査の実施。
15回 本調査3 本調査の実施。
16回 本調査4 本調査の実施。
17回 データ分析1 統計的処理または事例の整理。
18回 データ分析2 統計的処理または事例の整理。
19回 データ分析3 統計的処理または事例の整理。
20回 データ分析4 統計的処理または事例の整理。
21回 修了レポート作成1 修了レポートの執筆。
22回 修了レポート作成2 修了レポートの執筆。
23回 修了レポート作成3 修了レポートの執筆。
24回 修了レポート作成4 修了レポートの執筆。
25回 修了レポート作成5 修了レポートの執筆。
26回 修了レポート作成6 修了レポートの執筆。
27回 修了レポート作成7 修了レポートの執筆。
28回 修了レポート提出 修了レポートの最終チェックおよび提出。
29回 修了レポート発表会準備1 口頭発表用原稿および資料の作成。
30回 修了レポート発表会準備2 口頭発表用原稿および資料の作成。
31回 修了レポート発表会 研究成果のプレゼンテーションおよび討論。
32回 総括 本科目のまとめ、および授業評価。
研究協力先へのフィードバック。
大学改革支援・学位授与機構へ提出する「学修総まとめ科目成果の要旨」の作成。

成績評価の方法・基準 研究への取組経過(テーマ設定、計画立案、研究方法およびデータ収集および分析、倫理的配慮、専門領域考察)50%
学修成果(修了レポート)(研究の背景・目的・意義、論理的構成・文章表現、考察、専門領域への新たな知見・示唆・提言)40%
学修成果のプレゼンテーション(修了研究発表会)(発表の工夫、質疑への適切な回答)10%
以上について総合的に評価し、60点以上を合格とする。
教科書・参考書 履修者の選択したテーマに応じて、適切なものを随時提示する。
履修条件 保育専攻2年生
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