体育  

 今井茂樹

1単位

 保育科


履修系統図番号 10C-1060
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職必修(小) 保育士選択必修
授業形態 演習

到達目標 1.体育の教養を深め、基礎理論を理解するとともに、基礎的運動能力を習得することができる。
2.運動遊びにおける多様な動き及び、体育における運動(学習)内容を理解することができる。
3.幼児・児童の体育活動における運動指導法を身に付けることができる。
授業概要 1.幼児・児童と関わる上での必要な基礎運動能力を身に付ける。
2.領域「健康」に関連した運動遊びにおける多様な動きや、体育指導で取り上げる運動内容及び学習内容を理解し、発達段階を考慮した指導法について、実践的に学ぶ。
状況によっては、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行います。
  本教科の担当者は、この授業の内容に関連した実務経験を有している。その実務経験を生かして指導にあたる。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 オリエンテーション
授業の進め方とねらい及び内容
①学習のポイント:「持越効果」理論をもとに豊かなスポーツライフ実践の意味や価値を理解
②事前学習:豊かなスポーツライフの意味や価値について文献での下調べ(30分)
事後学習:豊かなスポーツライフについてのまとめ(60分)
2回 集団行動とマネジメント ①学習のポイント:集団行動の重要性と保育・授業マネジメントを理解
②事前学習:集団行動とは何かについて文献での下調べ(30分)
事後学習:集団行動やマネジメントのまとめ(60分)
3回 多様な動きづくりに効果ある体つくり運動 ①学習のポイント:多様な動きづくりに効果ある体つくり運動を実践的に理解
②事前学習:体つくり運動ついて文献での下調べ(30分)
事後学習:体つくり運動遊びについてのまとめと運動実践(60分
4回 新聞紙や袋を使った運動 ①学習のポイント:新聞紙や袋を使った運動やボンバーゲームを実践的に理解
②事前学習:新聞紙や袋を使った運動遊びついて文献での下調べ(30分)
事後学習:新聞紙や袋を使った運動についてのまとめと運動実践(60分)
5回 器械・器具を使った運動 ①学習のポイント:フープ・巧技台・ロープ・平均台等を使った運動を実践的に理解
②事前学習:器械・器具を使った運動ついて文献での下調べ(30分)
事後学習:器械・器具を使った運動についてのまとめと運動実践(60分)
6回 なわを使った運動 ①学習のポイント:大なわ・短なわを使った運動を実践的に理解
②事前学習:なわを使った運動について下調べ(30分)
事後学習:なわを使った運動についてまとめと運動実践(60分)
7回 マットを使った運動 ①学習のポイント:マットを使った運動を実践的に理解
②事前学習:マットを使った運動について文献での下調べ(30分)
事後学習:マットを使った運動のまとめと運動実践(60分)
8回 固定遊具を使った運動 ①学習のポイント:シーソー、のぼり棒、鉄棒、すべり台、ジャングルジム等を使った運動を実践的に理解 
②事前学習:固定遊具を使った運動について文献での下調べ(30分)
事後学習:固定遊具を使った運動のまとめと運動実践(60分)
9回 多様な鬼遊び ①学習のポイント:多様な鬼遊びや宝運び鬼ゲームを実践的に理解
②事前学習:多様な鬼遊びについて文献での下調べ(30分)
事後学習:多様な鬼遊びについてのまとめと運動実践(60分)
10回 鬼遊びを発展させたゲーム
タグラグビー
①学習のポイント:小学校学習指導要領に例示されるタグラグビーを実践的に理解
②事前学習:タグラグビーについて文献での下調べ(30分)
③事後学習:タグラグビーのまとめと運動実践(60分)
11回 運動会やスポーツ関連行事 ①学習のポイント:運動会やスポーツフェスティバルの内容及び企画運営の理解
②事前学習:運動会の見学や文献での下調べ(30分)
事後学習:運動会やスポーツフェスティバルの内容及び企画運営のまとめ(60分)
12回 用具を使った運動 ①学習のポイント:用具操作を伴う運動を実践的に理解
②事前学習:幼児・児童が用具を扱ううえでの難しさについて文献での下調べ(30分)
事後学習:用具操作を伴う運動のまとめと運動実践(60分)
13回 用具を工夫したボール運動 ①学習のポイント:用具操作を伴うボールゲームを実践的に理解
②事前学習:用具操作を伴うボール運動にはどのようなものがあるのか文献での下調べ(30分)
事後学習:用具を工夫したボール運動のめとめと運動実践(60分)
14回 ボールを使った運動 ①学習のポイント:ボールを使った運動の指導法を実践的に理解
②事前学習:ボールを使った運動の下調べ(30分)
事後学習:ボールを使った運動のまとめと運動実践(60分)
15回 体育に関わる指導案の作成 ①学習のポイント:幼児期・児童期に関わる体育指導案の具体的方法を理解
②事前学習:指導案作成について文献での下調べ(30分)
事後学習:作成した指導案のねらい・内容・展開・留意事項についてのまとめ(60分)
16回 総括 ①学習のポイント:これまでの学習のまとめ、授業アンケートの実施
②事前学習:課題作成のための学習(120)
事後学習:学習成果の確認(60分)

成績評価の方法・基準 定期試験に代わる課題レポート提出:30%、各授業の提出課題:30%、学習への取り組み及び実技40%
教科書・参考書 参考文献  

・今井茂樹著「小学校体育  全員参加の指導テクニック」明治図書出版、2021年
・今井茂樹著「小学校体育新教材  個が輝く!テニピンの授業づくり」東洋館出版社、2021年
・木下光正編著「体育  指導スキル大全」明治図書出版、2019年(今井茂樹分担執筆)
履修条件 特になし
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