保育内容 音楽表現  

 田邊裕子

1単位

 保育科


履修系統図番号 8C-2032
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職選択(幼) 保育士選択必修
授業形態 演習

到達目標 1.音楽表現活動の意義とねらいについて理解する
2.幼児教育における学びを理解し、発達段階に適した音楽表現活動計画を立案できるようにする
3.子どもの歌や楽器の特徴および指導法について学び、保育及び教育の現場で活用できるようにする
授業概要   講義と実践を通して幼児期における音楽教育の意義を考え、多様な音楽表現とその指導法を学ぶ。音楽表現のレパートリーを増やし、子どもの現場で活用できるようにする。なお、模擬保育はグループワークの形式で行う。
  本講義は、状況によってオンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 ガイダンス及び幼稚園教育要領・保育所保育指針の学習 講義の概要を理解する。幼稚園教育要領及び保育所保育指針における表現について学ぶ。 

事前学習  幼稚園教育要領及び保育所保育指針講読(30分) 
事後学習  講義内容の復習(30分)
2回 幼児の音感受の理解 音楽表現のための基礎的な理解として、子供が音をどのように感受しているかについて学ぶ。

事前学習  前回の講義内容の復習(10分)  
事後学習  講義内容を復習しレポートを作成する(60分)

3回 身近なモノを使った音表現の探求
子供の身近にあるモノや手作り楽器の製作を通して、音表現の多様さについて理解を深める。

事前学習  前回の講義内容の復習(10分)  
事後学習  講義内容を復習しレポートを作成する (60分)
4回 子供の歌やあそび歌を用いた活動
子供の歌やあそび歌の特徴を理解し、それらを用いた音楽あそびを学ぶ。

事前学習  子供の歌やあそび歌について調べる(30分) 
事後学習  講義内容を復習しレポートを作成する(60分)
5回 子供の歌の楽曲分析と指導法
子供の発達段階に適した歌についての理解を深め、指導計画を作成する。

事前学習  子供の歌の楽曲分析を行う(60分) 
事後学習  作成した指導計画を振り返り、修正する(60分) 
6回 楽器を使った活動の指導法 幼児教育現場で用いられる楽器の種類と特徴を理解し、指導法について学ぶ。

事前学習  幼稚園教育要領及び保育所保育指針の復習(15分)
事後学習  模擬保育の準備(60分)
7回 模擬保育とピアレビュー 作成した音楽指導計画に従って模擬保育を行う。模擬保育のピアレビューを行う。 

事前学習  模擬保育の準備(60分)
事後学習  模擬保育の振り返りレポートを作成する(60分)

8回 総括講義 本講義の総括および作成したレポートの振り返りを行い、幼児教育における音楽表現活動の意義をまとめる。

事前学習  これまでの講義内容の復習(60分)  
事後学習  講義内容のまとめレポートを作成する(60分)

成績評価の方法・基準 講義への取り組み20%、講義内の課題40%、レポート40%
教科書・参考書 『保育所保育指針解説』
『幼稚園教育要領解説』
ダンス室で講義を行う場合は、動きやすい服装とかかとを覆う上履きで臨むこと。
履修条件 なし
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