音楽Ⅱ  

 田邊裕子・荻原千史・保坂淑子・渡邊明子

1単位

 保育科


履修系統図番号 10C-1036
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職必修(幼) 教職必修(小) 保育士選択必修
授業形態 演習

到達目標 保育及び教育に必要となる音楽の基礎的な知識と技能を伸長することを目的とし、以下の1~3を目標とする。
1.音楽理論を通じて、保育及び教育の現場で活用するための基礎的な楽典の知識を習得する
2.ピアノによる弾き歌いを通じて、ピアノ技法や歌唱法を身に付け、子どものための楽曲のレパートリーを広げる
3.リズムアンサンブルを通じて、拍やリズムに関する感覚を伸ばし、読譜力を高める
授業概要 音楽Ⅰの学習を基盤とし、「ソルフェージュ」と「ピアノ奏法」を通じて、保育及び教育の現場で必要となる音楽に関する知識と技能を伸長する。また、学生自身が音楽を愛好する心情、及び音楽に親しむ習慣を養う。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 ソルフェージュ① 音程について学ぶ。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲1-2の歌唱を行う。

事前課題 音程の予習プリント(10分)
事後学習 音程の復習プリントと課題(50分)
2回 ピアノ奏法① ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。

事前学習 後期課題曲1-2の練習(80分)
事後課題 後期課題曲1-2の復習(80分)
3回 ソルフェージュ② コードネームを学ぶ。メジャーコード、マイナーコードについて学習する。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲3-4の歌唱を行う。

事前課題 メジャー・マイナーコードの予習プリント(10分)
事後学習 メジャー・マイナーコードの復習プリントと課題(50分)
4回 ピアノ奏法② ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。後期課題曲3-4を学習する。

事前学習 後期課題曲3-4の練習(80分)
事後課題 後期課題曲3-4の復習(80分)
5回 ソルフェージュ③ コードネームを学ぶ。セブンスコード、マイナーセブンスコードについて学習する。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲5-6の歌唱を行う。

事前課題 セブンスコードの予習プリント(10分)
事後学習 セブンスコードの復習プリントと課題(50分)
6回 ピアノ奏法③ ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。後期課題曲5-6を学習する。

事前学習 後期課題曲5-6の練習(80分)
事後課題 後期課題曲5-6の復習(80分)
7回 ソルフェージュ④ 移調の基本について学ぶ。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲7-8の歌唱を行う。

事前課題 移調の基本の予習プリント(10分)
事後学習 移調の基本の復習プリントと課題(50分)
8回 ピアノ奏法④ ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。後期課題曲7-8を学習する。

事前学習 後期課題曲7-8の練習(80分)
事後課題 後期課題曲7-8の復習(80分)
9回 ソルフェージュ⑤ 移調の応用について学ぶ。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲9-10の歌唱を行う。

事前課題 移調の応用の予習プリント(10分)
事後学習 移調の応用の復習プリントと課題(50分)
10回 ピアノ奏法⑤ ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。後期課題曲9-10を学習する。

事前学習 後期課題曲9-10の練習(80分)
事後課題 後期課題曲9-10の復習(80分)
11回 幼稚園音楽会の見学 幼稚園の音楽会の様子を見学する。

事前課題 見学前の予習プリント(10分)
事後学習 見学を終えて気付いたこと、考えたことをレポートにまとめる(30分)
12回 ソルフェージュ⑥ 音楽基礎理論の学習内容をまとめる。
様々なリズム楽曲や合奏を行う。
後期課題曲11-12の歌唱を行う。

事前課題 授業内で配布されたプリントを暗記する(10分)
事後学習 音楽理論の総復習プリントと課題(50分)
13回 ピアノ奏法⑥ ピアノの基本的な技法を学ぶ。講義は学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。後期課題曲11-12を学習する。

事前学習 後期課題曲11-12の練習(80分)
事後課題 後期課題曲11-12の復習(80分)
14回 幼児教育の音楽実践 幼児教育における優れた音楽実践について学ぶ。後期弾き歌い学習の振り返りとして、授業内実技試験を行う。

事前学習 実技試験曲の練習(80分)
事後課題 筆記試験の準備(60分)
15回 定期試験 筆記試験を行う。
16回 総括 定期試験の総評と解説。
授業評価の実施。

事前課題 授業を通して気付いたこと、考えたことをレポートにまとめる(30分)

成績評価の方法・基準 事前事後学習を含む講義への取り組み、筆記試験、実技試験を含め、「ソルフェージュ」50%、「ピアノ」50%の割合で評価する。
教科書・参考書 カワイ出版『誰でも知ってる童謡100選 子どもと歌おう』
チャイルド社『こどものうた100』
使用する教科書は学生の習熟度によって異なる。教科書の購入については講義内で指示する。
履修条件 なし
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