鈴木睦代
2単位
食物栄養科栄養士コース
履修系統図番号 | 8N-1010 |
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科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 栄養士必修 |
授業形態 | 講義 |
到達目標 | 1.ライフステージ別に、生理的・身体的特徴をふまえ、食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
2.栄養学の専門的な知識を活用し、健全な発育・発達、健康の維持・増進、疾病予防について説明できる。 3.各ライフステージの栄養上の特性を理解し栄養アセスメントと栄養ケアについてについて説明できる。 4.栄養・食に関するリスクを理解しリスクに対する食事管理を中心とした栄養管理をについて説明できる。 |
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授業概要 | 本授業は、栄養士の専門教育科目として、専門職として働く場に注目し、食事の管理を中心とした栄養管理をするために必要な知識と技術の習得を目的としている。
ライフステージ別(妊娠期・授乳期、新生児・乳幼児期、成長期、成人期、高齢期など)に健康を維持・増進、疾病予防に注目し快適な生活をするためには、どのような食事の管理を中心とした栄養管理をすればよいかを学ぶ。 各ライフステージ別の食事摂取基準を理解することで栄養状態の評価・判定の基本的な考え方も理解する。 授業内において報告担当者は事後学習を発表しそれを元にディスカッションを行う。また、本教科の担当教員は、管理栄養士・公認スポーツ栄養士として病院・介護老人施設・保育園・スポーツ現場で栄養管理・給食管理の経験がある。現場経験を活かし事前・事後学習を元に専門職として働くために必要な知識とつながるフィードバックを行い、ディスカッションを取り入れた授業を展開していく。 本授業は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | ガイダンス
授業の概要と目標について 健康維持・増進および疾病予防について 栄養ケア・マネジメントについて |
授業の概要、到達目標、栄養士として働くことに注目し、食事・栄養管理する知識・技術を学ぶことについてを理解できる。食事の管理を中心とした栄養管理において、人を対象に栄養ケア・マネジメントを実践につなげるマネジメントサイクルを説明できる。
事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
2回 | 日本人の食事摂取基準の目的とその活用 | 日本人の食事摂取基準の目的とその活用について説明できる。
事前学習:「日本人の食事摂取基準の目的とその活用」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
3回 | 妊娠期、授乳期の食事の管理を中心とした栄養管理①
生理的・身体的特徴 栄養評価 |
妊娠期、授乳期の生理的・身体的特徴と栄養評価について説明できる。
事前学習:「妊娠期、授乳期」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(50分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
4回 | 妊娠期、授乳期の食事の管理を中心とした栄養管理②
食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 |
妊娠期、授乳期の食事の管理を中心とした栄養管理につて説明できる。妊娠期、授乳期の特徴的な疾病を理解し食事の管理を中心とした栄養管理につて説明できる。
事前学習:「妊娠期、授乳期の栄養」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
5回 | 新生児期、乳児期の食事の管理を中心とした栄養管理①
生理的・身体的特徴 食物アレルギーの対応について |
新生児期、乳児期の生理的・身体的特徴、食物アレルギーの対応について説明できる。
事前学習:「新生児期、乳児期の食事摂取基準、栄養と病態・疾患」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
6回 | 新生児期、乳児期の食事の管理を中心とした栄養管理②
栄養評価 |
身体発育曲線や体格指数を用いた栄養評価について説明できる。
事前学習:「栄養評価」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
7回 | 新生児期、乳児期の食事の管理を中心とした栄養管理③
母乳栄養、人工栄養と支援について |
母乳栄養と人工栄養の支援について説明できる。
事前学習:「母乳栄養・人工栄養と支援」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:「離乳の進め方」をまとめる。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
8回 | 成長期の食事の管理を中心とした栄養管理①
幼児期① 生理的・身体的特徴について 栄養評価 食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 |
幼児期の食事の管理を中心とした栄養管理、特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「幼児期の食事の管理を中心とした栄養管理」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
9回 | 成長期の食事の管理を中心とした栄養管理②
幼児期② 食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 保育所等給食の意義 |
保育所等給食の意義について説明できる。食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「保育所給食の意義、留意点」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
10回 | 成長期の食事の管理を中心とした栄養管理③
学童期、思春期 生理的・身体的特徴について 栄養評価 食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 学校給食の目的 |
学童期、思春期の食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「学童期、思春期の食事の管理を中心とした栄養管理、学校給食の目的」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
11回 | 成人期の食事の管理を中心とした栄養管理
生理的・身体的特徴について 生活習慣病に関連する社会生活と食環境について 栄養アセスメント・栄養ケア 食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病の発症、および重症化予防を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 |
成人期の食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。特徴的な疾病の発症、および重症化予防を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「成人期の食事の管理を中心とした栄養管理」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
12回 | 高齢期の食事の管理を中心とした栄養管理①
生理的・身体的特徴と食生活の特徴について 栄養評価 |
高齢期の食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「生理的・身体的特徴と食生活の特徴」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(50分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
13回 | 高齢期の食事の管理を中心とした栄養管理②
食事の管理を中心とした栄養管理 特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理 |
高齢期の特徴的な疾病を理解し、食事の管理を中心とした栄養管理について説明できる。
事前学習:「高齢期の食事の管理を中心とした栄養管理」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業のまとめについて解答する。授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(60分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
14回 | 運動・スポーツの食事の管理を中心とした栄養管理
環境と食事の管理を中心とした栄養管理 |
運動・スポーツ栄養、生体リズムと栄養、ストレスと栄養について説明できる。
事前学習:「運動・スポーツ栄養、生体リズムと栄養、ストレスと栄養」について理解したこと、調べたことを配布用紙に記入する。その中で疑問点はWeb Classに入力する。疑問点について講義内でディスカッションをする。(40分) 事後学習:授業で学んだこと、感じたこと、気づいたこと、質問をWeb Classに入力する。(50分) 報告担当者は入力内容を次回の授業で発表し、フィードバックとディスカッションを行う準備をする。 |
15回 | 定期試験 | 筆記試験 |
16回 | 総括講義 | 定期試験の解説、本講義のまとめ、授業評価を実施する。
事前学習:定期試験の出題問題について、教科書やプリントを復習をする。(40分) 事後学習:定期試験の出題問題についての解説から理解を深める学習をする。(60分) |
成績評価の方法・基準 | 筆記試験60%、報告・討議への参加20%、提出物20%を含めて評価する。 |
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教科書・参考書 | 教科書
・津田博子・麻見直美編 「五訂 応用栄養学〔第2版〕」建帛社 (¥3,000+税) ・松田早苗監修「世界一さら~っとわかる栄養学」高橋書店(¥1,250+税) |
履修条件 | 栄養士資格履修者 |