音楽ⅢB  

 田邊裕子・荻原千史・渡邊明子

1単位

 保育科


履修系統図番号 10C-2041
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職選択(幼) 教職選択(小) 保育士選択必修
授業形態 演習

到達目標 音楽Ⅰ及びⅡの学習を基盤として、保育及び教育の場で活用するための音楽知識と技能を高めることを目的とし、以下の1~4を目標とする。 
1.ピアノによる弾き歌いの技能を向上させ、幅広いレパートリーを身に付ける。 
2.子どものアンサンブルについて理解を深め、演奏できるようにする。 
3.子どもの歌唱表現を支えるための伴奏法及び歌唱法を身に付ける。
4.模擬実践を通じて、他者と音楽する経験を積む。
授業概要 音楽理論及びピアノによる弾き歌いの指導を通じて、音楽の知識と技能を高める。保育及び教育の現場で必要となる音楽力を伸ばすと同時に、様々な場面に対応できる音楽知識と技能を身に付ける。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 ガイダンス 講義の概要、事前事後学習の方法について理解する。 

事前学習 シラバスを読む(10分) 
事後学習 習熟度別課題を確認する(60分)
2回 季節のうたの弾き歌い1 楽譜の仕組みや読み方を復習する。 
季節(秋・冬)に関する曲1の弾き歌いを学ぶ。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。学習の進捗度によって課題曲が異なる場合がある。 

事前学習 季節(秋・冬)に関する曲1の練習(90分) 
事後課題 季節(秋・冬)に関する曲1の復習(90分) 
3回 季節のうたの弾き歌い2 音価やリズムを復習する。
季節(秋・冬)に関する曲2の弾き歌いを学ぶ。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。学習の進捗度によって課題曲が異なる場合がある。 

事前学習 季節(秋・冬)に関する曲2の練習(90分) 
事後課題 季節(秋・冬)に関する曲2の復習(90分) 
4回 季節のうたの弾き歌い3 長調の音階や調号を復習する。
季節(秋・冬)に関する曲3の弾き歌いを学ぶ。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。学習の進捗度によって課題曲が異なる場合がある。 

事前学習 季節(秋・冬)に関する曲3の練習(90分) 
事後課題 季節(秋・冬)に関する曲3の復習(90分) 
5回 季節のうたの弾き歌い4 短調の音階や調号を復習する。
季節(秋・冬)に関する曲4の弾き歌いを学ぶ。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。学習の進捗度によって課題曲が異なる場合がある。 

事前学習 季節(秋・冬)に関する曲4の練習(90分) 
事後課題 季節(秋・冬)に関する曲4の復習(90分) 
6回 季節のうたの弾き歌い5 季節(秋・冬)に関する曲5の弾き歌いを学ぶ。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。学習の進捗度によって課題曲が異なる場合がある。 

事前学習 季節(秋・冬)に関する曲5の練習(90分) 
事後課題 季節(秋・冬)に関する曲5の復習(90分) 
7回 子どものうたのアンサンブル1 子どものうたのアンサンブルのための楽曲を知る。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 子どものうたのアンサンブルの楽譜を探す。(60分) 
事後課題 子どものうたのアンサンブルの楽譜を読む。(60分) 
8回 子どものうたのアンサンブル2 子どものうたのアンサンブルの個人練習をする。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 子どものうたのアンサンブルの練習(90分) 
事後課題 子どものうたのアンサンブルの復習(90分) 
9回 子どものうたのアンサンブル3 子どものうたのアンサンブルの合わせ練習をする。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 和音の種類のプリントを読む。コード奏課題曲2の練習(90分) 
事後課題 和音の種類を暗記する。コード奏課題曲2の復習(90分) 
10回 子どものうたのアンサンブル4 子どものうたのアンサンブルを仕上げる。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 子どものうたのアンサンブルの練習(90分) 
事後課題 子どものうたのアンサンブルの復習(90分) 
11回 子どものうたのアンサンブル5 子どものうたのアンサンブルの演奏発表をする。 

事前学習 子どものうたのアンサンブルの練習(90分) 
事後課題 子どものうたのアンサンブルの復習(90分) 
12回 弾き歌いの模擬実践1 子どもの歌唱表現を支えるための演奏法について学習する。模擬実践の準備をする。学生の習熟度に合わせた実践学習を行う。 
学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 模擬実践の練習(90分) 
事後学習 模擬実践の復習(90分)
13回 弾き歌いの模擬実践2 模擬実践を通して、子どもの歌唱表現を支えるための演奏法について理解を深める。学生の習熟度に合わせた実践学習を行う。 


事前学習 模擬実践の練習(90分) 
事後学習 模擬実践の復習(90分)
14回 試験課題曲の学習 実技試験課題曲の弾き歌い技術を高める。学生の習熟度に合わせて個別指導を中心に行われる。 

事前学習 試験課題曲の確認と練習(90分) 
事後課題 試験課題曲の復習(90分)
15回 実技試験及び前期総括 実技試験及び講評、本講義内容の振り返りを行う。
授業評価の実施。

事前学習 実技試験課題曲の練習(90分) 
事後学習 試験・課題を含む全授業の振り返り(90分)

成績評価の方法・基準 事前事後学習を含む講義への取り組み30%    
実技試験および講義内発表70%  
教科書・参考書 カワイ出版『誰でも知ってる童謡100選 子どもと歌おう』
チャイルド社『こどものうた100』
学生の習熟度によって使用する教科書は異なるため、授業内で適宜指示する。
履修条件 1年次に「音楽Ⅰ」「音楽Ⅱ」の単位を修得していること
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