子どもと表現特論  

 荻原千史・加山総子

1単位

 専攻科保育専攻


履修系統図番号
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 教職必修(幼)
授業形態 演習

到達目標 1.保育現場における事例を通して、子どもの豊かな表現を受容し考察する。
2.自らが総合的な表現活動を経験することで多様な表現方法を知り、表現の視野を広げ、その意義や必要性についての理解を深める。
3.表現する喜びを生成する要因を考察し、子どものより豊かな表現表出に繋げられる保育者としての資質・能力を高める。
授業概要   本講義では、領域「表現」を指導する上で必要となる実践的知識を習得する。表現鑑賞や表現発表会での取り組みを通じて、感性・意欲・創造性を育むための「子どもと表現」への理解を深める。また、幼児教育における領域「表現」の意義と必要性について考察し、子どもの表現を支えるための保育者としての資質・能力の向上を目指す。
  本講義は、状況によりオンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 オリエンテーション、役割分担
(担当:加山・荻原)
本講義の意義と目的の理解
表現発表会に向けた役割分担

事前学習:本講義のシラバスを確認する(90分)
事後学習:世界の様々な舞台表現について調査する(90分)
2回 表現発表会の準備①:台本づくり
(担当:加山・荻原)
劇の台本の作成

事前学習:児童演劇とその台本について調査する(90分)
事後学習:台本の見直しと修正を行う(90分)
3回 表現発表会の準備②:大道具・小道具、キャスティング
(担当:加山・荻原)
大道具・小道具の制作及び、配役決め

事前学習:制作に必要な材料の調査と収集を行う(90分)
事後学習:制作物の点検や修繕を行う(90分)
4回 表現発表会の準備③:衣装・音楽作り
(担当:加山・荻原)
衣装と効果音の制作

事前学習:演目に必要な音素材を収集する(90分)
事後学習:舞台衣装について調査し、デザインを考える(90分)
5回 表現発表会の準備④:大道具・小道具・衣装・音楽作り仕上げ
(担当:加山・荻原)
舞台上の配置と動きの確認

事前学習:衣装制作に必要な材料を収集する(90分)
事後学習:舞台照明について調査する(90分)
6回 表現場面の鑑賞:人形劇団公演鑑賞及び、子どもの表現活動の観察と考察
(担当:加山・荻原)
人形劇の鑑賞

事前学習:人形劇について調査する(90分)
事後学習:ライティングや音響など、体験したことを自分たちの公演にどのように生かすかをまとめる(90分)
7回 表現発表会の準備⑤:発表会リハーサル
(担当:加山・荻原)
リハーサルの実施

事前学習:全体の流れを確認する(90分)
事後学習:リハーサルを振り返り、本番に向けて改善する(90分)
8回 総括授業
(担当:加山・荻原)
映像による実践活動の振り返り及び、子どもの主体的な表現の考察

事前学習:本番での気づきや学びについて、レポートにまとめる(90分)
事後学習:本活動をどのように現場に生かすかを考える(90分)

成績評価の方法・基準 課題発表(40%)、レポート提出(30%)、学習への取組状況(30%)
教科書・参考書 講義内で適宜紹介、配付する。
履修条件 なし
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