食文化論  

 鈴木耕太

2単位

 食物栄養科パティシエコース


履修系統図番号 2NP-0705
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 レストランサービス技能士必修
授業形態 講義

到達目標 1.食文化の特徴、歴史を理解する。
2.食文化形成のプロセスを理解する。
3.西洋料理に使用される食材などの特徴を理解する。
4.アイデアを考え出し、主体的に行動し協同して課題を改善することができる。
授業概要   すべての料理には長い間培ってきた物語がある。その物語を読み解くことにより、
多種多様な食文化の理解を深め、急速に進化する食に対する知識を習得する。
  食文化を担う、特徴的な食材を実際に見て感じることにより知識定着の一助とする。
授業全体は短時間の実習を通して行われる。グループ別のプロジェクト型学習を通じて、個々の嗜好性による食文化形成のプロセスを理解する。
栄養士コース、パティシエコース学生が主体的に調理実習を行いレストランサービスで役立つチーム能力(プレゼンテーション能力)等にも重点を置いている。
本授業は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行います

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 講義の概要
食文化の概要
食文化とは何かを知る

事後学習:食に関する本を読みまとめる(4時間)
2回 プロジェクト実習Ⅰ(西洋の行事食の提案)
西洋の食文化①イタリア
実習を通して各国の食の歴史、特徴などを学ぶ

事前学習:地理を調べる(1時間)
事後学習:イタリア料理をまとめる(3時間)
3回 プロジェクト実習Ⅰ(西洋の行事食の提案)
西洋の食文化②フランス
実習を通して各国の食の歴史、特徴などを学ぶ

事前学習:地理を調べる(1時間)
事後学習:フランス料理をまとめる(3時間)
4回 プロジェクト実習Ⅰ(西洋の行事食の提案)
西洋の食文化③スペイン・ドイツ・その他
実習を通して各国の食の歴史、特徴などを学ぶ

事前学習:地理を調べる(1時間)
事後学習:各国をまとめる(3時間)
5回 西洋料理の調理法
西洋料理主にフランス料理の調理技法を実習形式で学ぶ
西洋料理の調理法の名称を知る

事前学習:テキストの該当部分を熟読する(1時間)
事後学習:テキストを纏める(3時間)
6回 西洋料理の食材実習 西洋料理の食材の名称を知る

事前学習:テキストの該当部分を熟読する(1時間)
事後学習:テキストを纏める(3時間)
7回 各国の食事形式と食事作法実習 各時代の食生活の特徴について学ぶ

事前学習:社会背景を調べる(2時間)
事後学習:重要事項をまとめる(2時間)
8回 プロジェクト実習Ⅱ(日本の食文化を再現せよ)
日本の食文化
各時代の食生活の特徴について学ぶ

事前学習:社会背景を調べる(2時間)
事後学習:重要事項をまとめる(2時間)
9回 プロジェクト実習Ⅲ(料理開発発信せよ)
食文化形成①
課題解決型学習、異文化で通用する料理菓子作成を通して現代の食文化形成について学ぶ

事前学習:社会背景を調べる(2時間)
事後学習:重要事項をまとめる(2時間)
10回 プロジェクト実習Ⅲ(料理開発発信せよ)
食文化形成②
課題解決型学習、異文化で通用する料理菓子作成を通して現代の食文化形成について学ぶ

事前学習:社会背景を調べる(2時間)
事後学習:重要事項をまとめる(2時間)
11回 プロジェクト実習Ⅲ(料理開発発信せよ)
食文化形成③
課題解決型学習、異文化で通用する料理菓子作成を通して現代の食文化形成について学ぶ

事前学習:社会背景を調べる(2時間)
事後学習:重要事項をまとめる(2時間)
12回 各国の食事作法と器具  新しい調理機器実習 実習を通じて1つの料理の歴史を深く調べる

事前学習:一番好きな料理の歴史を調べる(3時間)
事後学習:料理の歴史を纏める(1時間)
13回 私の食文化論
自分自身の食経験から私の食文化論をプレゼンし討議を行う
最近の世界の食の潮流を学び、食文化の将来を考察する

事前学習:食に関するニュースを調べる(1時間)
事後学習:考察したことを纏める(3時間)
14回 食文化発祥から最近のガストロノミーまで
最新の食事情に関して情報収集のためのフィールドワークを行う
レストランサービス資格筆記試験  模擬試験

事前学習:西洋料理用語のまとめ(4時間)
15回 授業内レポート提出 課題提出  レポート作成
16回 総括講義 本講義のまとめ
試験内容の解説
授業評価の実施

成績評価の方法・基準 発表30%、課題提出30%、実習態度40%を基本に総合的に評価する。
教科書・参考書 教科書「改訂2版  西洋料理  料飲接遇サービス技法」(¥3,048+税)
履修条件 なし
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