坂本里香
1単位
食物栄養科栄養士コース
履修系統図番号 | 3NPC-0506 |
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科目区分 | 一般基礎教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 |
授業形態 | 実技 |
到達目標 | ・運動を通し、豊かなスポーツライフを実現する資質と健康な心身を養う。
・ダンスの特性を生かした交流や発表をする。仲間と共に踊ることで楽しさや喜びを味わい、基本技能を身につける。 ・自分の心身の状態を認識し、健康の保持増進に取り組むことができる。 |
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授業概要 | リズムにのって身体を動かす実践方法を学ぶことで、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために必要な安全で効果的な運動を理解する。
また、規則正しい生活習慣を築くために、自身に合ったダンスやリズムを用いた運動を選び、自身の環境に合わせて楽しむことの重要性を学習する。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | ガイダンス
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ガイダンス(授業の概要、進め方、心構え)について説明
事前学習:筆記(リアクションペーパー)の書き方について下調べ(30分) 事後学習:「自分とダンスとの関わり」についてまとめる(60分) |
2回 | 身体活動によるコミュニケーションを図る | 非言語的なコミュニケーションの理解
ダンスの楽しみ方について知る 事前授業:W-up・C-downの意義と効果について下調べ(30分) 事後授業:「言葉を介さない」身体活動の運動実践(60分) |
3回 | 自分の身体を思い通りに巧みに動かす
ストレッチング(柔軟運動) |
巧みな動き獲得するための協応運動の理解
事前授業:運動の要素について下調べ(30分) 事後授業:【リズム、バランス、即時反応】を高めるコーディネーショントレーニングの実践(60分) |
4回 | 有酸素性ダンスの運動プログラムⅠ
ウォーミングアップ・クーリングダウン |
全身運動:大筋群を使う持続的な運動(ジャンプ・キックなど)と上半身を使った多様な組み合わせ動作による運動
事前授業:エアロビックスダンスと自覚的運動強度の目安を下調べ(30分) 事後授業:動きと連動させながらリズミカルで自然な呼吸を心がける。運動強度を調節できる運動を実践(60分) |
5回 | 有酸素性ダンスの運動プログラムⅡ
コンディショニング |
全身運動の復習
補助的な運動:主要筋群の力強さ、ねばり強さ向上のための運動、姿勢の保持や障害の予防に重要な筋群を強化する運動 事前授業:正しい姿勢の保持の仕方を下調べ(30分) 事後授業:ストレッチングや筋力トレーニングの実践(60分) |
6回 | リズムダンスの運動プログラム | 現代的なリズムのダンス(ロックやサンバ、ジャズ、ヒップホップなど)
事前授業:「自身が興味のある音楽とダンス」を下調べ(30分) 事後授業:決められた動きや名称のついたステップや踊り方を体験できるダンスエクササイズを実践(60分) |
7回 | 地域の風土や民族性を反映した踊り
フォークダンス |
地域の文化(自文化・多文化)の踊りを理解する
事前授業:民族の味わいを知り、集い踊られているダンスを下調べ(30分) 事後授業:仲間と一緒に踊る楽しさを味わうフォークダンスの実践(60分) |
8回 | ライフステージに応じたダンスプログラム | 動画を見る:幼児・児童による教具を使った集団演技を鑑賞し、用具や衣装の視覚的効果を理解
事前授業:今までに経験したダンスを思い出す(30分) 事後授業:用具、手具を用いた運動実践(60分) |
9回 | 群舞技法の理解 | 動画を見る:個性的で質の高い表現を鑑賞することにより美的感覚を養う
ダンスにおける動きの伝え方、教え合い方の理解 事前授業:群舞の視覚的効果について学習(30分) 事後授業:群舞、集団演技、マスゲーム実践(60分) |
10回 | ダンスの振り付けを模倣するⅠ
【グループ編成】 |
映像から既存の振り付けを覚える
事前授業:グループワークでリズムダンスを模倣 ダンス動画を決める(30分) 事後授業:リズムダンスを模倣し覚える実践(60分) |
11回 | ダンスの振り付けを模倣するⅡ
【空間形成】 |
映像から既存の振り付けを覚え、空間形成をつくる
事前授業:覚えたリズムダンスの空間形成をつくる(30分) 事後授業:覚えたリズムダンスの空間形成をつけて発表できるよう反復練習(60分) |
12回 | ダンスの振り付けを模倣するⅢ
【発表と交流】 |
覚えた振り付けを別のグループへ教え合う
事前授業:グループごとにダンスの発表(30分) 事後授業:グループ発表後、グループ間で動きを交換し合って踊り、ダンス交流をする実践(60分) |
13回 | 発表会に向けてダンスの評価観点を理解する
【発表と交流】 |
リズムダンスの良い動き「時間・空間・力」の評価観点についての理解
事前授業:リズムダンスの良い動きついて下調べ(30分) 事後授業:グループワークで実践したダンス動画を視聴し、評価観点を用いて自己評価活動(60分) |
14回 | リズムダンスの創作技法を理解する
オリジナルな現代的なリズムのダンスをグループワークで創るⅠ |
リズムダンスの良い動き「時間・空間・力」の評価観点についての理解
事前授業:リズムダンスの良い動きついて下調べ(30分) 事後授業:グループワークで実践したダンス動画を視聴し、評価観点を用いて自己評価活動(60分) |
15回 | オリジナルな現代的なリズムのダンスをグループワークで創るⅡ
【発表会と評価観点表を用いたダンス評価活動】 |
上手にきちんと振り付けを覚えて踊るよりも、「それらしい雰囲気」で踊ること「自分らしさ」を出すことを楽しむ
ダンスの評価観点と舞台の使い方を理解してグループで発表 事前授業:発表や交流の仕方について下調べ(30分) 事後授業:自分の選んだダンスをリズムにのって、他者と関わりながら楽しむ実践(60分) |
16回 | 総括授業
【健康づくりと自己表現】 |
リズムにのって踊る―自由に踊るー友達とかかわって踊ることで生涯スポーツへつなげる
事前授業:自身の健康づくりのためにダンスをどう生かすか、まとめる(30分) 事後授業:既存の振り付けを模倣するだけでなく、変化とまとまりをつけて全身で自由に続けて踊る実践(60分) |
成績評価の方法・基準 | 〈課題に対するフィードバックの方法〉
・ダンス発表後に発表に対する講評を述べる ・提出されたリアクションペーパーにチェックをし返却する ・代表的な意見を取り上げて講評する 平常点評価60%:マナーやルールを守る授業態度、授業への積極性を評価する 授業内評価40%:実技、グループ発表への貢献度、筆記(リアクションペーパー)から評価する |
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教科書・参考書 | 必要に応じて資料を配布する
運動に適する室内シューズ、運動着を着用すること 水分補給に適する飲み物を持参すること |
履修条件 | 特になし |