幼稚園教育実習指導  

 末岡尚文・中込まゆみ

1単位

 保育科


履修系統図番号 11C-1020
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 教職必修(幼)
授業形態 演習

到達目標 1. 実習の意義と目的を理解し幼稚園について総合的に理解している。
2.実習の内容を理解し、自らの課題を明確にしている。
3.大学での学びを総合し、保育の実践力を習得している。
3.保育者の専門性と職業倫理について理解している。
4.実習の総括と自己評価をもとに、新たな課題や学習目標を明確にしている。
授業概要  本講義は、幼稚園教育実習を円滑に進めていくための知識・技術を習得し、教育内容・課題を明確にするとともに、実習体験の深化をはかることを目的としている。

 なお本授業は状況により、遠隔授業として行います。
  本教科の担当者は、この授業の内容に関連した実務経験を有している。その実務経験を生かして指導にあたる。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 幼稚園教育実習Ⅰの意義
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の目的
・実習の概要

事前学習:実習記録1.2ページを読む(30分)
事後学習:配布資料再読・復習をする(30分)
2回 実習内容と課題の明確化
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の内容
・実習の課題

事前学習:配布資料を読む(30分)
事後学習:配布資料の再読・復習を行う(30分
3回 幼稚園を知る
山梨の現状理解
担当:末岡尚文・中込まゆみ
幼稚園及び幼稚園教諭の概要的理解

事前学習:山梨の幼稚園の現状について探る(30分)
事後学習:配布資料の再読・復習を行う(30分)  
4回 実習計画と記録
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習における計画と実践
・実習における観察
・実習いろくの方法と評価
事前学習:配布資料を読む(30分)
事後学習:配布資料の再読・復習を行う(30分)
5回 幼稚園教育実習Ⅰ中間連絡会
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の反省と課題の抽出

事前学習:実習の不安や問題点を言語化する(30分)
事後学習:レポートにまとめる(30分)
6回 幼稚園教育実習Ⅰの総括
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の総括と自己評価
・今後の自己課題の明確化

事前学習:事後学習シートに記入する(30分)
事後学習:他者の振り返りを参考に自己課題を明確にする(30分)
7回 入園期の幼児を知る
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・入園期一日実習の目的・意義・方法

事前学習:幼稚園教育実習Ⅰの実習記録をもとに実習園の様子を思い出す(30分)
事後学習:必要物の確認、実習の心得を再確認する(30分)
8回 入園期一日実習の振り返り
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の総括と自己評価
・今後の自己課題の明確化

事前学習:事後学習シートに記入する(30分)
事後学習:他者の振り返りを参考に自己課題を明確にする(30分)
9回 幼稚園教育実習Ⅱの意義
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の目的
・実習の概要

事前学習:実習記録1.2ページを読む(30分)
事後学習:配布資料再読・復習をする(30分
10回 幼稚園教育実習Ⅱによる総合的な学び(グループワーク)
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習園の方針、立地、条件の比較

事前学習:自らの実習園の保育について調べる(30分)
事後学習:他者の発表を受けて違いや共通点を明確にする(30分)
11回 実践力の育成①子どもとの適切な関わり(グループワーク)
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習中における子どもとの関わり(遊びと環境構成)

事前学習:実習で配属される年次の理解を深め、遊びおよび環境構成について考える。(30分)
事後学習:部分、責任実習における環境構成について図化してみる(30分)
12回 実践力の育成②保育の知識・技術の実践への活かし方(グループワーク)
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・部分実習、責任実習のの実際
・保育技術を活かした実践

事前学習:保育所実習Ⅱの実習記録、指導案等を参考に本実習の内容をイメージする(30分)
事後学習:他者の意見等を参考に自らの実践について考える(30分)
13回 幼稚園教育実習Ⅱ中間連絡会
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の反省と課題の抽出

事前学習:実習の不安や問題点を言語化する(30分)
事後学習:レポートにまとめる(30分)実習の反省と課題の抽出
14回 幼稚園教育実習Ⅱの総括と評価
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・子どもの人権と最善の利益の考慮
・プライバシーの保護と守秘義務
・実習生としての心得

事前学習:事後学習シートの記入(30分)
事後学習:自らの実習を子どもの人権と最善の利益、守秘義務や保育者としての倫理に関して振り返る。(30分)
15回 保育者としての自己評価と課題の設定
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・実習の総括と自己評価
・今後の自己課題の明確化

事前学習:実習記録を再読し、その他の記録などを確認し今後の課題を明確にする(30分)
事後学習:配布資料の確認(30分)
16回 実習の振り返りと専門職への出発
担当:末岡尚文・中込まゆみ
・保育実践の分析
・自己課題の検討

事前学習:保育者としての自己の課題を実習の経験を踏まえて考える。(30分)
事後学習:これから取り組む保育についての課題意識を深める(30分)

成績評価の方法・基準 レポート、提出物等を含め総合的に評価する。
教科書・参考書 教科書「幼稚園教育要領解説(平成30年3月)」
履修条件 ・本学実施の実力養成試験で一定基準を満たすこと。
・実習時期までに開講される専門科目の内、幼稚園教諭免許状の教職必修科目の単位を修得すること。
・履修すべき授業科目の成績等が適切であること。
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