ホテルサービスⅡ  

 渡辺浩章

1単位

 食物栄養科パティシエコース


履修系統図番号 2NP-2707
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 レストランサービス技能士必修
授業形態 講義

到達目標 1.ホテルレストラン等における基本的な施設管理の知識を習得し、安全衛生について理解する。    
2.料飲サービスにおける苦情対応や遺失物の取り扱いについて基本的なことを理解する。                  
3.レストランサービスに伴う安全衛生に関する知識を習得する。    
授業概要 ホテルサービスⅠに引き続き、ホテルの実際を学ぶ。特に施設、安全管理、苦情対応を中心に講義を展開していく。


※本教科の担当は、ホテル勤務の経験を活かしホテルサービスの実際を指導する。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 施設管理① 施設管理
・防火設備、避難設備、
・ユニバーサルデザインとバリアフリー(高齢者・障害者への対応)
・校内施設の見学

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP175~190(60分)

事後学習:授業内容の確認(100分)
         学内建築設備を確認(20分)
2回 施設管理② 防災、ホテル災害の実例考察
・過去の災害事例
・今できることを考える
・感染症対策

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP175~190(60分)

事後学習:授業内容の確認(120分)
3回 リスクマネジメント①             料飲サービスにおける不満・苦情への対応
・好ましくないお客への対応
・スキッパー
・宿泊の拒否

事前学習:教本の熟読 
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP191~197(60分)

事後学習:授業内容の確認(120分)
4回 リスクマネジメント② 遺失物の取り扱い  個人情報の取り扱い

グループディスカッション及びプレゼンテーション
・個人情報の取り扱い  

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP199~200(60分)

事後学習:授業内容の確認、配付資料のまとめ
          レポート提出500字程度(120分)
5回 食品衛生 ・食品衛生の定義と目的と食品衛生行政の仕組み
・食中毒
・寄生虫、衛生害虫
・食品の保存
・衛生管理

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP201~222(60分)

事後学習:配付資料、授業内容のまとめ(120分)
6回 公衆衛生 ・公衆衛生の意義
・公衆衛生行政、保健所の事業
・感染症の予防
・食品衛生法(食品添加物、営業の許可、表示)

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP223~233(60分)

事後学習:過去問題集にて確認(120分)
7回 安全衛生 ・ホテル、旅館、レストランにおける労働災害
・危険有害性
・労働安全衛生に関する法令
・年少労働者、女性労働者などに関する規定

事前学習:教本の熟読
         要点をまとめ、重要ポイントのチェックP235~250(60分)

事後学習:過去問題集にて確認(120分)
8回 定期試験 定期試験に向けて
これまでの復習
9回 総括講義 本講義のまとめ
定期試験の解説と総評
授業評価の実施

成績評価の方法・基準 筆記試験、出席状況等を含め総合的に評価する。
受講態度30%、提出物20%、筆記試験50%
教科書・参考書 西洋料理料飲接遇サービス技法(\4,268税込)
履修条件 なし
 戻る