製菓特別実習Ⅰ  

 廣瀬和代・輿石輝夫・小澤精

1単位

 食物栄養科パティシエコース


履修系統図番号 11P-1020
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 製菓衛生師必修
授業形態 実習

到達目標 1.製菓・製パンの技術を高める。
2.様々な菓子を総合的に仕上げる力を養う。 
授業概要  今まで学んだ製菓実習を踏まえて、菓子を総合的にプロデュースする能力を身につける
ことを目的としている。
  製菓・製パンの製造に基づく基礎的な実習を行う本教科の担当者は、長きにわたり洋菓子・製パン・和菓子専門店において、製菓・製パンの製造・販売に携わってきた。製菓・製パン製造にあたりその経験を活かし、基礎的な製造の実際を学ぶ実践的教育を行っている。
  本講義は、状況によりオンライン教材等を用いた遠隔授業を行います。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 洋菓子① チョコレートを使用した菓子の応用
ムースの製法を復習する
グラサージュの方法を学ぶ

カカオ・フランボワーズ
2回 洋菓子② 卵白生地の製法を学ぶ
デコレーション技術を高め、仕上げのデザインを考える

モンブラン
3回 洋菓子③ デコレーション技術を高め、仕上げのデザインを考える

モンブラン
4回 洋菓子④ 材料の有効活用を学ぶ

卵白のみを使用したシフォンケーキ
5回 洋菓子⑤ クレーム・パティシエールのアレンジを学ぶ

クレープ
6回 製パン① バターの折り込み(ロールイン)法を習得する

クロワッサン
7回 製パン② バターの折り込み(ロールイン)法の応用

デニッシュペストリー
8回 製パン③ バターの折り込み(ロールイン)法の応用

デニッシュブレッド
9回 製パン④ バターの折り込み(ロールイン)法の応用

アップルパイ
10回 製パン⑤ ブリオッシュの製法を習得する

ブリオッシュ
11回 和菓子① 上新粉を使用した菓子の復習

姫だんご
12回 和菓子② もち米を使用した菓子の応用

おとめ餅
13回 和菓子③ 道明寺粉を使用した菓子の製作

花道明寺
14回 和菓子④ 白玉粉、味甚粉を使用した菓子の復習
桜餅(焼皮)
15回 定期試験(レポート提出) 製菓・製パン技術の到達度を確認する。

洋菓子・製パン・和菓子
16回 総括講義
和菓子⑤
レポートの解説と総評
授業評価の実施と本実習のまとめ
求肥生地の応用

夜桜(蓬雪平)

成績評価の方法・基準 レポート提出60%・実習への取り組み40%を含めて、総合的に評価する
教科書・参考書 教科書「製菓衛生師全書(日本菓子教育センター)」(\5,500)
教科書「科学でわかるお菓子の「なぜ?」(柴田書店)」(\3,520)
教科書「科学でわかるパンの「なぜ?」(柴田書店)」(\3,520)
履修条件 なし
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