澤田由美
1単位
保育科
履修系統図番号 | 8C-2056 |
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科目区分 | 専門教育科目 |
必修、選択の別 | 選択 保育士必修 |
授業形態 | 演習 |
到達目標 | 1.保育における保健的な観点を踏まえた保育環境や援助について理解する。
2.保育における衛生管理・事故防止および安全対策・危機管理・災害対策について具体的に理解する。 3.子どもの体調不良や傷害等に対して適切に判断し、対応できる。 4.保育における感染症対策について、具体的に理解して対応することができる。 5.子どもの発達や健康状態等に即した適切な対応について、具体的に理解できる。 6,教職員、関係機関、家庭との連携、保健活動の計画・評価について理解する。 |
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授業概要 | 保育士が働く場所は多様であるが、どのような場であっても子どもの命を守り、健やかな成長を支える安全・安心の確保は重要である。授業では保健的観点を踏まえた保育環境や援助、事故防止や安全対策、体調不良や感染症への対応、子どもの健康・安全の管理について各種ガイドラインを踏まえた対策や基本的な対応を演習形式で学習する。 状況によっては、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 |
学習内容 | ||
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回数 | 内容 | 学習のポイント(事前事後の学習を含む) |
1回 | 子どもの健康と保育の環境
子どもの保健に関する個別対応と集団全体の健康及び安全の管理 |
子どもの健康及び安全と保育環境
子どもの個の健康と集団の保健、安全の管理 事前指導:健康について保育所保育指針を確認する(120分) 事後指導:子どもの健康及び安全に配慮した保育環境についてまとめる(120分) |
2回 | 保育における健康と安全の管理
(1)衛生管理 (2)事故防止と安全対策、危機管理と災害への備え |
衛生管理
事故防止と安全対策、危機管理と災害への備え 事前指導:「教育・保育施設における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン」を読んでおく(120分) 事後指導:講義内容と配付プリントの復習(120分) |
3回 | 子どもの特徴(バイタルサイン、身体測定) | 子どもの特徴
事前指導:子どもの特徴について調べる(120分) 事後指導:身体計測についてまとめる(120分) |
4回 | 体調不良時の対応
(1)体調不良が発生した場合の対応と応急処置 |
体調不良が発生した場合の対応
事前指導:体調不良時の観察項目について調べる(120分) 事後指導:体調不良時の対応についてまとめる(120分) |
5回 | 体調不良時の対応
(2)傷害が発生した場合の対応と応急処置 (3)救急処置および救急蘇生法 |
傷害が発生した場合の対応と応急処置
救急処置 事前指導:傷害発生時の応急処置について調べる(120分) 事後指導:傷害発生時の応急処置についてまとめる(120分) |
6回 | 感染症対策 | 感染症の集団発生の予防
感染症発生時と罹患後の対応 事前指導:感染と感染症について「保育所における感染症対策ガイドライン」を確認する(120分) 事後指導:感染予防についてまとめる(120分) |
7回 | 保育における保健的対応
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保健的対応の考え方と3歳未満児への対応
個別的配慮を要する子どもへの対応(慢性疾患、アレルギー性疾患、障害のある子ども) 事前指導:「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」を読んでおく(120分) 事後指導:講義内容と配付プリントの復習(120分) |
8回 | 健康及び安全の管理の実施体制 | 健康及び安全の管理における職員間の連携・協働と家庭、関係機関との連携
保健活動の計画と評価 事前指導:「保育所保育指針解説」の「第3章健康及び安全」3、環境及び衛生管理並びに安全管理、4、災害への備えを読んでおく(120分) 事後指導:講義内容と配付プリントの復習(120分) |
成績評価の方法・基準 | 試験80%、課題提出10%、授業態度等10%で総合的に評価する。 |
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教科書・参考書 | 資料を配布する |
履修条件 | なし |