教育方法論(小学校)  

 樫原伸介

1単位

 保育科


履修系統図番号 8C-2050
科目区分 専門教育科目
必修、選択の別 選択 教職必修(小)
授業形態 講義

到達目標 1.小学校教育の方法についての基礎知識を習得する。
2.授業構想の為の教材研究や授業の指導方法の基礎的な考え方を理解する。
3.小学校における実践的な教授方法を構想し、授業案作成の方法を理解する。
授業概要 本講義は、小学校教育の指導方法および技術について取り上げる。既習の小学校教育に関する基礎知識や考え方をもとに、教師が指導を行なっていくうえで必要な実践的知識や技術について,指導案作成を通し具体的に学ぶ(アクティブラーニング)ことを目的としている。なお、本授業は、状況によって、オンライン教材等を用いた遠隔授業を行う。 
※本教科の担当は、山梨学院小学校現役教員である。

学習内容
回数 内容 学習のポイント(事前事後の学習を含む)
1回 教育方法とは何か ・児童期の発達特性と教育方法

事前学習:小学校学習指導要領についてしっておく(60分)
事後学習:配付プリントの内容を復習し、理解したことをまとめる500字程度(30分)
2回 教育方法の具体例と教授法① ・小学校の教育方法に必要な教師に資質・考え方

事前学習:子どもの頃の印象的な授業や教師を想起しまとめておく(45分)
事後学習:配付プリントの内容を復習し、理解したことをまとめる500字程度(30分)
3回 教育方法の具体例と教授法② ・小学校教育の教育方法に必要な教育方法の視点

事前学習:楽しい授業とは何かを自分なりに考えて調べておく(60分)
事後学習:教育方法の要点をまとめる500字程度(30分)
4回 教材研究の方法① ・授業構想に必要な教材研究の視点・考え方

事前学習:身の回りで教材になりそうな材料を探し、構想図を作成しておく(60分)
事後学習:教材研究する教科を決め、内容を調べておく(30分)
5回 学習スタイルと教授ストラテジー ・子どもの興味関心を引き付ける授業構想

事前学習:授業の導入場面のイメージを研究しておく(60分)
事後学習:学習構想の基本的な図を書くA4用紙1枚程度(30分)
6回 具体的な授業構想:ねらいと学習活動 ・授業の具体的な授業のねらいと学習の展開

事前学習:起承転結を考えておく(70分)
事後学習:学習指導案の一部を完成させておく(20分)
7回 具体的な授業構想:教師の指導と評価 ・授業の具体的な授業の指導方法と評価の視点

事前学習:子どもの評価方法を学習しておく(30分)
事後学習:学習指導案を完成させる(60分)
8回 定期試験 学習指導案作成の経験をもとにレポートを作成する
9回 総括講義 ・教育方法についての総括講義
・レポートについての講評,フィードバック
事前学習:学習評価の具体と評価についてまとめる(30分) 
事後学習:教育方法の大切さをまとめる(60分)

成績評価の方法・基準 レポート70%、提出物等30%
教科書・参考書 学習指導要領の各教科の解説書(授業で案内する)
適宜、資料を配付する。
履修条件 なし
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